2016年10月31日月曜日

髪型問題/咆哮のオピニオン編その8


<作画:みやかね・にわとり>

髪型問題
~スーパーハードムースは革命だ!~

 サラリーマンにとっては髪型をどうするかも一つの大きな問題である。特に営業マンは初対面のお客様にお会いすることも多いので、好印象を持っていただくためにも清潔感をきちんと意識する必要があるのだ。

 今では七三分け的にしている私も、学生時代はまったくテキトーであった。特に大学生の時は長髪が流行っていたこともあり、真ん中から分けて伸びるがままに肩まで伸ばしていた。
 フォーク系のシンガーのようにサラサラの髪が肩にかかる、というようなイメージで伸ばしていたが、実際の私の髪はひどい剛毛であったため、結局は後ろが長い旧ドイツ軍のヘルメットのようになってしまっていた((+_+))
 どのくらい剛毛かと言うと、抜けた髪をティッシュに刺したら突き抜けたことがあったので、針金を少し柔らかくしたような感じだったのではあるまいか。勿論だんだん細くなり今はそんなことはないのだが。

 この剛毛で困ったのが寝癖である。若い頃風呂から上がってすぐ寝ると翌朝が地獄であった。
 そもそも私はめんどくさがりである。ドライヤーで髪を乾かすことなどは皆無だ。自然乾燥オンリーであり、真冬にスポーツクラブのジャグジーに入った後もそのまま出て来る。別にそれが原因で風邪を引くこともない。なので、酔っ払って帰った時には風呂に入ってバスタオルで拭いてそのまま寝る。すると翌朝は凄まじい寝癖となっていることが多いのである。
 顔を洗おうと洗面所で鏡を見ると思わず、おおおおおおぉぉぉ!と声が出るくらいの絶望的な寝癖である(/ω\)
 爆発頭(ボンバーヘッド)と言っても過言ではない。映画に出て来るマッドサイエンティストみたいな感じだ。ドリフのコントで爆弾が破裂した後の頭とも言える。
 そんな冗談みたいな顔が起き抜けに出現するのだから、私がおおおおおおぉぉぉ!と声を上げるのもご理解いただけると思う。

 昔は整髪料と言えばヘアーリキッドであった。ポマードもあったが、オールバックのおやじしか使わなかった。だから私のボンバーヘッドには何の威力も発揮できなかったのである。
 そんな日は仕方がないので蒸しタオルを作り、じわじわ何とか改善してみるしかないのであった。しかしこれは時間がかかりとても面倒なのだ。
 若い頃の朝の時間はせわしない。起きるのがギリギリなのでそもそも時間がないのである。そんな時に蒸しタオルで頭をセットしていると目茶目茶焦るし、無駄な努力をしているようでとても空しい(=_=)
 そこでネットを被ることにした。女性の方がパーマの時などに被るようなネットである。この効果は絶大であった。ネットを被る時にちゃんと分け目を付けておけば、朝にセットしなくて良いくらい完璧に仕上がるのである。
 ただ難点があった。私は寝相が相当悪いようなのだ。昔は、寝た時と起きた時が反対向き、などということもよくあったので、多分夜中にぐるんぐるん廻っていたのではあるまいか。
 なので、ネットが吹っ飛んでいることがあったのだ。そうなると絶望的である((+_+))
 寝る前はよーし、このネットで明日は完璧!と期待してバタンと眠りに落ちるのだから、朝のボンバーヘッドは2倍ショックである。その頃は朝起きると必ずそーっと頭に手を延ばしネットがあるかどうかを確認していた。ネットがあると安心してもう少しうとうとし、ネットがないとパッと飛び起き洗面所に走るのであった。
 しかし、その悩みはある日完全に解消された。ハードムースの登場である。これは正に革命的な商品だった\(^o^)/

 私が使っているのはスーパーハードムースであるがこれは本当にすごい。まぁ、私の髪に昔ほどの勢いが無くなったせいもあるのだろうが、どんなに寝癖が付いていようともこれさえあれば一瞬で大人しくなるのである。
 街のヤンキーが「おぅおぅ、なんだこらぁ!おっさん、やんのかこらぁ!」と突っ張っていたのが、突然どーもすんませーん、と一瞬で土下座で謝るような感じである。画期的であり、劇的であり、私にとっては超絶ですらあるのだ。
 なので今はまったく不安なく眠りにつくことができる。メーカーの皆様の努力にはただただ感謝である。

 昔に比べ現在は髪形はバリエーションが増えた。昔は7:3かオールバックという時代が長く、その後真ん中分けが増え、今はソフトモヒカンなどが市民権を得るほど自由である。どんな髪型でも構いはしないが、その人に似合う髪形が好ましい。となれば、やはり床屋さんは重要である。私は同じ床屋さんに10年ほど通っているが、一度で良いから言ってみたいセリフがある。

 床屋さんでは調髪が終わりシャンプーの前に、後ろが見える大きな手鏡を使い必ず「いかがでしょうか?」と訊かれる。
 3回に1回くらいは、あーちょっと切り過ぎだなぁ、と思うものなのだ。しかし「もう少し長くして」とは言えない。言っても無駄だからだ。しかし言ってみたい。「いかがでしょうか?」と訊くくらいだから、もしかしたら私が知らないだけで短い髪を長くする方法があるのかも知れない。
 このことは友人などにも話したことがないので、「えー?!知らなかったの?床屋さんは長くすることも出来るんだよ!」などと呆れられる可能性も微かにあるのではないか。
 私は毎回毎回「もう少し長く」と言いたくて仕方がないまま、すごすごと料金を払いお店を出るのであった。


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2016年10月29日土曜日

F.C.Bライブのお知らせ

春のLIVE、遂に開催決定しました\(^o^)/

こちらのバンドブログをご覧ください<m(__)m>

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2016年10月28日金曜日

日本語は難しい/咆哮のオピニオン編その7

<作画:みやかね・にわとり>

日本語は難しい
~たった一言でサラリーマン人生の危機?!~


 日本語は世界一難しいという意見がある。単語を覚えて喋る分にはさほどではないのだろうが、読み書きするとなると大変だ。漢字に平仮名に片仮名、音読み、訓読みなど非常に多岐に亘るし、微妙な言い回しも多い。外国人の方が日本に来て当惑するのが敬語や謙譲語であるという。そのような表現方法が無い言語の方が多いのだろう。

「かしこまりました」「恐れ入ります」「何卒よろしくお願い申し上げます」「お疲れ様でございます」「ご苦労様です」などはニュアンスを正確に翻訳することすら難しいのかもしれない。

 サラリーマンの世界にはかつて「ご苦労様事件」というのがあった。上司に会った時に「ご苦労様です」と言ってしまいその上司の逆鱗に触れ、サラリーマン人生が終わってしまった人がいたという何とも恐ろしいエピソードである。勿論最近はそのようなことはないのだと思うが、私が入社した昭和の時代には都市伝説のように広まっていた話なのである。

 だいたいこういう話には物凄く偉い人が登場する。例えば社長とか会長とか。もう一人の登場人物は課長クラスかもっと下かくらいである。概要はこんな感じだ。

 社長が地方に出張した際、地元の課長クラスが駅まで出迎える。粗相があってはいけないので、課長は30分以上前から駅のホームで待機し、今か今かと待ち構える。列車がホームに滑り込み、ドアが開いて社長が降りてくる。社長は勿論雲の上の存在で一度も会ったことはないが、写真で見ているから顔だけは分かる。慌てて小走りに駆け寄りると社長が気付いてニコっと笑ってくれた。
 おー!俺に笑いかけてくれたぁぁぁ!天にも昇るような気持ちで満面の笑顔を作り社長にこう言う。
「社長!ご苦労様です!〇〇支店営業課長の福田です!」
 すると社長の笑顔が鬼の形相に変わり、福田課長は急に怒鳴られるのであった。
「何がご苦労様だ!あたしゃ車屋さんかぁぁぁぁ!」
 ガガガガ、ガーン!社長に怒鳴られた・・・。ショックで立ち直れない。俺のサラリーマン人生・・・終わった・・・。しかし・・・車屋さんて・・・一体・・・何?・・・。

 このような話である。
 車屋さんというのは人力車の車夫のことであろう。昔のお客と車夫との例えで、「ご苦労様」は上から使うものだ、という意味だと思う。正しいのは「お疲れ様」である。「お疲れ様」はオールマイティで目下からも、目上からも使って良いと教わった。若い頃にこの話を聞いてからというもの、私は一度たりとも誰に対しても「ご苦労様」という言葉は使っていない。

 ところがである。かなり役職が上がってから、上司と地方に出張した時のことだ。社内の出先に行った際に社員が出迎えてくれたので「お疲れ様」と声を掛けた。すると上司の表情が険しくなり、小声で叱責されたのである。
「お前なぁ、『お疲れ様』は目下が使う言葉だ。そんなことも知らないのか!」
 そんなことは知っている。知っているが若い頃に「お疲れ様」はオールマイティと教わった。オールマイティというのはどちらでもいいということだ。どちらでもいいと思ったからお疲れ様と言っただけである。私はバカではない。そんなことは承知の上だ。文句があるなら教えた人に言ってくれ・・・。
 そう思ったのだがそんなことを上司に言えるはずがない(=_=)
 私は「は!失礼しました。以後気をつけます!」と、極めてサラリーマン的な対応として45度頭を下げたのであった。

 勿論そこはそれだけの話で済んで、サラリーマン人生の危機に陥った訳ではないのだが、何と日本語というのは難しいものであろうかと思った。特にこのように、正解があるような無いようなケースでは、その人の感性に左右されてしまうから尚更始末が悪いのである。
 しかしネットで調べると、何と「お疲れ様も上司に使うのは避けた方が無難」などという記事があり愕然とする。じゃあ上司に会ったら何と言えばいいのか。「おはようございます。こんにちは。さようなら」だそうである。
 ふざけるなぁ!上司に会って「こんにちは」なんて言えるかぁ!はぁはぁはぁ・・・。憤りで息が荒くなる"(-""-)"
 まぁいい。いろんな意見があるにせよ、私は圧倒的に「お疲れ様」を支持する。
 しかしまぁ、これが日本語の難しさなんだよなぁ・・・。

 また、逆の意味と勘違いしている言葉もある。
 例えば「役不足」。何度も使っている言葉だが、私もかつては完全に間違えていた。「いやー、それは私では役不足で荷が重いです」などと使っていたのだが、全く逆であった。これは歌舞伎から来ている言葉で、「力量に比べて役目が不相応に軽いこと」を表すらしい。だから、「いやー、そんな簡単な仕事じゃ私には役不足ですね。誰か他の人にやってもらってください。もっと重い仕事をくださいよ。私ほどの優秀な人間には・・・」というように使うのが正しいようである。しかし何と生意気で不遜なヤツなのか。こんなヤツがいたら本当にムカつくだろうな。

「情けは人の為ならず」というのもある。これは社会人になってから正しい意味を知った。言葉だけを聞くと明らかに「情けをかけるのはその人の為にならない。厳しく接しなければ人間の成長はない」みたいに聞こえる。しかし正しくは「情けは人の為にかけるのではなく自分の為に、なのだ。誰にでも親切にしておけば結局は自分に返って来る」という意味だそうだ。言外に本当の意味があるのだ。

 いやはや難しい。日本語は本当に難しい(*_*;

 例えば、「分かりました」という言葉を別な表現にすると、「了解しました」「承知しました」「かしこまりました」などがある。しかし「了解しました」は失礼にあたるので目上の人には使わない、という意見がある。それなら「了解でございます」ならどうか。「了解いたしましたでございます」ならどうなのか。何となく失礼でもないような気もするなぁ。

 あー、難しい!もうやだ!誰が決めたんだ!ややこしいぞ!責任者出て来―い!


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2016年10月27日木曜日

今月の一軒(寿司)「藤右衛門/茅場町」/飲食店その5

 ~コスパ抜群の寿司屋で大酒を飲んだ!~

 すっかり秋の気配だ。今年の夏は暑かったが雨も多かった。初秋は台風も多く襲来し長雨も続いた。思い返すと何だか少し切ない気持ちになるなぁ・・・。

 そんなもやっとした時は、やはり美味いものを食って美味い酒を飲むに限る。そこで、いつものオヤジ4人組(私とOさん、Hさん、Uさん)で集結することとなった。
 幹事はOさんである。Oさん曰く「コスパ最高の店っす」。

 コスパは大事だ。場合によってはコスパが最も大事だったりもする。

「わしは世界のグルメ王じゃ。金に糸目はつけんのじゃ。ふぉっほっほ・・・」というようなじじいが集まっているわけではない。我々は清く正しくそんなに美しくもない中高年の集合体なのである(^^;)

 そんな自信満々のOさんの案内で集まったのが今回の茅場町の「藤右衛門」さんであった。

 地下鉄茅場町駅から徒歩3分程度か。
 ビルの地下へトントンと階段を下りて入店。
 粋なお寿司屋さんの風情。大将と女将さん的なお二人のオペレーションです。

 この店は飲み放題2時間、6,000円ぽっきりだという。料理が美味い寿司屋でこの価格は破格である。しかも日本酒のラインナップがイカしているのだ。
 とりあえず生ビールで乾杯。
 お通しはホウボウの骨せんべい。香ばしくて美味い!
 私は無類の魚の皮好きである。特に鮭の皮には目がない。鮭の皮だけこんがりと焼いて、それを山盛りにして食べるの夢である。もし、皮と身のどちらかを今すぐ選べ!と言われたら(多分一生言われないと思うが)、間髪を入れず皮を選択するに違いない。
 しかし、このホウボウはさっぱりしていてしかも味わいがある。うーむと唸る。

 冷酒に移行。
 Hさんは大酒呑みのくせに「あたしゃ焼酎にしようかな。昨日飲み過ぎたしね」などと訳の分からないことを言う。
 だいたいHさんはいつも前日飲み過ぎている状態が継続しているのだから、今更そんなこと言っても仕方ないだ。
「まぁ、一杯だけ冷酒でね。あとは好きにしていいからさ」などとUさんに諭され渋々頷く。
 しかし、私の長い長い宴会人生の中で、ビールの後に一杯だけ冷酒にして、その後焼酎に移行して静かに適量を飲むなどという光景は一度たりとも見たことはない。地獄に落ちれば天国には戻れない。ただただ冷酒街道を突き進むのみである。

 最初に頼んだのは立山(富山)である。スッキリした飲み口で芳醇。美味いなぁ・・・(^^)
 刺盛りが出る。
 まぐろ、炙りトロ、鯛、たこ、赤貝、さば、小柱、イカなど多彩である。それぞれの刺身のレベルが高い。仕事も丁寧だ。

 酒が進む。八海山(新潟)を発注。清涼感とキレがあるなぁ。

 焼き物はさわらの西京漬け。
 西京漬けはよく口にするがさわらは初めてだなぁ。さわらはさっぱりした魚と思っていたが、これは油が乗って濃厚で深い味わいである。美味い!


 吉野川(新潟)を発注。これもまた味わいが深いぞ(^-^)


 かんぱちのつくねが出る。
 これも初めてだなぁ。Uさんが「これ美味いっすねぇ」と感嘆する。大将の料理人としてのプライド溢れる手間のかかった料理である。

 福正宗(石川)を発注。この辺から味覚が麻痺してよくわからない(._.)

 更に甘鯛の煮おろし登場。
 火の通り方が絶妙で、大根おろしでさっぱりいただける。

 更にこの辺からは酩酊して、冷酒は何を発注したのか記憶が定かではない。恐らく鶴歳(新潟)あたりか・・・(*_*;

 漬物盛り合わせが一人に一つ。
 これがまた美味いのだ。ピクルスの風情もある軽く爽やかな味わい。

 もう何だかわからないがしぶとく冷酒を発注(=_=)

 で、締めのお寿司はこちら。
 豪華絢爛。更に量も多め。うに美味い!

 巻物も登場。
 途方に暮れるオジサン4名(=_=)

 若者ならじゃんけんで勝った方が食べるんだろうが、最後はみんな腹いっぱいでダチョウ倶楽部的押し付け合いに。

 しかし何というコスパ。料理と酒のレベルと、値段のバランスおかしいですよね、これって。

 オペレーションもしっかりしていて接客も満足。
 Oさんの慧眼に感謝感謝の一夜であった。

住所:中央区新川1-2-2GC茅場町ビルB1
経路:地下鉄東西線茅場町駅徒歩3分
営業時間:17:30~22:00
定休日:日・祝
TEL:03-6280-5540


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2016年10月26日水曜日

挨拶廻り/咆哮のオピニオン編その6


<作画:みやかね・にわとり>

挨拶廻り
~挨拶回りは日本のビジネスの根幹なのだ!~


 営業マンの仕事の一つに挨拶廻りというのがある。赴任、転任の挨拶や、年末年始、年度替わり、半期末や下期の始まり、キャンペーンのお願いなどというのもあったなぁ。

 新年の挨拶などは結構大変であった。時期が限られるからだ。あまり遅い時期に行くと、(何だ、うちを軽く見てるのか!)などと思われかねないので、極力早い時期に済まそうとめちゃめちゃに詰め込むのである。営業マン時代には最高一日40~50社は廻っていた。2週間くらいで400社以上廻るのだ。
 時間が読めないのでノーアポが原則だが、どうしても会わなくてはならないお客様には訪問することを伝えておく。会えるのは有難いしその為に廻っているのだが、お客様のお話が長引くと気が気ではない。ギリギリで組んでいるスケジュールが押して、廻りきれなくなってしまうからだ。
 車で移動するのだが渋滞にハマったりすると泣きたくなる。近くまで来ているような場合は、車を降りて全力疾走したりもする。昼食の時間が取れずコンビニのおにぎりで済ませることも多いので、だいたいこの期間には2~3kg体重が減るのである。

 途中でスケジュールが押すと次のお客様の不在を願う気持ちが芽生える。何とか外出しててくれ~などと祈るような気持ちで受付に向かい、ご不在だった時には名刺を預けながら、やったー!と心の中でガッツポーズをキメたりしていたのだ。何の為の新年挨拶廻りなのか分かったものではない(=_=)

 お客様も同様に挨拶廻りに出ているので、ご不在だったお客様と別なお客様の会社で鉢合わせたりもする。お互いに「あー、さっきお伺いしたらご不在でしたねぇ」などと半笑いで言い合ったりするのである。
 しかしここで疑問が湧く。一体この新年挨拶廻りにはどんな意味があるのだろうか。

 調べてみるとこんなことをしているのは日本だけである。欧米などには当然ながらこのような習慣はない。特に会えないことを前提に廻るとか、会えないことを願いながら廻るなどいう行為は、オー、ジーザスと両手を広げて呆れられるのかもしれない。私も若い頃は、こんな無駄なことは止めて宅配便で名刺を送れば良いのでは、などと不埒なことを考えたものである。

 しかし最近何となく分かって来たのは、このような習慣こそが日本のビジネスの根幹なのではないかということである。日本の歴史と伝統、礼節を重んじる風土が作ってきた美しい習慣なのだろう。
 ビジネスの世界はグローバルスタンダード化し、給与体系、評価体系、四半期決算、会計基準などあらゆるものの物差しが変わった。日本的経営が見直されている、などという意見もあるが、グローバル化を目指さざるを得ない日本企業の立ち位置は今後も変わることはないのだ。

 しかし、変わらないのは文化である。礼節や信義、約束を守るというような商文化は日本の良い面としてこれからも残って行くべきである。例え口約束であろうとも何としても守ろうとする日本人の感覚は、他国の人からすればやや違和感があるのかもしれない。ビジネスは戦いだからだ。しかし、これを失ったら終わりである。日本が世界で戦う為の最大のツールはこれらの「日本人の美徳」なのではないか、とさえ考えてしまう。

 節目でのこのような挨拶の積み重ねが信頼を作り、企業間の絆を深めて行く。自分は転任し相手も変わろうとも、毎年変わらない挨拶が作る絆。そう考えておけば大きな意味や価値を見出せるのではないか。

 昔30歳位の時に当時の上司だった課長のOさんが言っていたことを思い出す。
 Oさんは小さなお客様もすべて正月の挨拶に廻っていて、私が「課長、このお客様でしたら私が廻ります」と言ったところ、「普段来ないからこそ、年一回でも正月に廻っておかないといけないんだよ」と返された。
 なるほど、正月は縁のやや薄いお客様訪問の重要な機会なんだなぁ、と感銘を受けたものである。

 様々な意味を持つ挨拶廻り。おそろかにしてはいけませんね。


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2016年10月25日火曜日

今月の新東京百景「東京タワー」/新東京百景その2

 ~建設秘話を知り、更に東京タワーが好きになったぞ!~

 こないだスポーツクラブのランニングマシンに乗りながらテレビを観ていたら、東京タワー完成秘話っていうのをやっていた。


 かつて東京タワーは、浅草と並び東京随一の観光地だったが、近年スカイツリーに押されてイマイチ苦戦してる感じである(=_=)
 長年銀座のクラブのNo.1だった着物姿のホステスさん=タワ子が、若い背の高いロングドレスのおねえさん=ツリ子に抜かれた、ってな感じか。
「そろそろ引退された方がよろしいんじゃないかしら。ほほほ」とか、ツリ子に言われて、
「なめた事言ってんじゃないわよ。あたしはいろんな人の想いを背負ってここまでやって来たのよ。まだまだあんたみたいな小娘になんか負けないわよ!」と啖呵を切るタワ子、というような映像を想像してしまうが、相変わらずオヤジっぽい発想で恥かしいなぁ(^^;)
 しかし実は、東京タワーには様々な人の想いを乗せた知られざる建設にまつわる秘話があるのだった。

 東京タワーは1957年から1959年にかけて、わずか1年半の工期で完成されている。終戦からわずか13年しか経っておらず、しかも当時世界で最も高い建造物だったのだ。材料の鉄を集めるのも難しいような時期に、よくこれだけのものが作れたものだと感心する。

  ちなみに福島在住だった私の中学の修学旅行は東京であった。東京タワーにも上っているが、当時15歳なら1970年か。あれは完成して10年くらいだったんだな。
 その後も何度か訪れているが、今回テレビで観たのをきっかけに久々に行ってみることにした。

 都営浅草線大門駅から増上寺方面に向かう。増上寺は徳川将軍家とゆかりの深い浄土宗本山として名高い。


 おー、秋空に映える素敵な風景だなぁ(^-^)
 増上寺の横を進むと程なく東京タワー到着である。

 下から覗いてみると。
 うーむ、威厳とプライドを感じるぞ。

 この塔は60年前に作られた。だから今とは全く違う工法で作られている。鉄骨はクレーンで吊ったのだろうが、接合などの組立はとび職などの職人さんが人手でやっていたのだ。しかも命綱のないような場所での作業もあり、強風にあおられ墜落死した職人さんもいたそうだ。壮絶な現場だったのだ(=_=)

 私が最も驚愕したのは、鉄板の組立て技術である。リベットと呼ばれる大きなねじのようなもので固定するのだがその作業が凄まじい。
 800度くらいにリベットを熱し、真っ赤に焼けた状態で接合部の穴に入れ手作業で叩いて固定するのである。
 そして更にすごいのが、そのリベットを焼いている職人さんが大きなトングのような道具でそれをつまんで、作業している職人さんに向かって放り投げるのだ。作業している職人がそれをバケツで受け、すぐさま作業に入るという・・・( ゚Д゚)

 ものすごい高所で、真っ赤に焼けたリベットを10mくらい上で作業している職人さんに向かって放り投げる映像を観たが、これには度肝を抜かれた。想像を絶する光景である。

リベット探してみようっと。


ここからぐぐぐっと寄ってくと。
 この左のねじの大きいやつみたいですね。

 当時はそういう工法が主流だったにせよ、リベットを28,000本も使って接合部を人力で叩いて固定しているというのを知って、いやー、東京タワー様(尊敬しているので敬称を付けた)の背負っている歴史や想いをひしひしと感じた私だったのである。
 日本の職人の魂がこもった仕事だったんだなぁ。

 当時の世界一というプライドもあったと思うし、戦争に負けた傷も癒えてない時期だから、よーし!やってやっからな!日本男児の根性を見せてやる!というような情熱の迸りもあったんだと思う。

 風速90mにも耐えるこのタワーの設計は、鉄塔の巨匠と謳われた内藤多仲先生。通天閣なども手掛けた天才は、電卓すら無い時期に強度計算に1万枚もの設計図を描いたとも言われている。 いやはや全くすごい歴史なのだ。

 何だか完全に見る目が変わってしまいました(@_@)

 中に入ると土産物屋さんに加え、「ワンピース」「シンゴジラ」とのコラボなど様々なアトラクション的なものが加わり、アミューズメント施設の色合いが濃い。

 昔は蝋人形館がメインだったが2013年に閉館したそう。時代の流れだなぁ。蝋人形館はさぁ、ビートルズやジミヘンまでいたんだよね。。。

 さて上がってみっかな。

 150mの展望台へ。子供の頃は驚愕した高さだったが、今は高層ビルに慣れてしまいあまり感慨はない。

 スカイツリーの先っぽが見えたり。

 うっすらと富士山も。


 東京湾方面。


 展望台のベンチに座り、ぼーっと風景を眺めていたら、あーやっぱり東京タワーっていいなぁ、と何となく思った。

 私が生まれた頃に造られ、風雪に耐え、様々な人たちが関わり今もメンテナンスを続け、時代に合わせ中身はいろいろ変わっても、未だに立派に現役バリバリで東京を見下ろし仁王立ちである。

 そうだな、さすがはタワ子だ。ツリ子なんかに負けるな!

 私はこれからもずっとタワ子派であることをここに宣言しておこう。


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2016年10月24日月曜日

スーツ問題/咆哮のオピニオン編その5


<作画:みやかね・にわとり>

スーツ問題
~スーツはサラリーマンの顔なのだ!~


 スーツはサラリーマンの作業着と言われる。特別なものではなく毎日出社するために着て行くのだからテキトーなもので良いのだ、という意味だろうか。しかし毎日着て行くだけに自身の人柄を表しているとも言え、なかなか軽んじる訳には行かないのだ。

 スーツだけではなく様々な製品に共通しているのは、高いように見えるものは高く、安いように見えるものは安いということである。あれはどうしてなのか。わざとそうしているとしか思えない。値段なりの製品にしておかないと消費者が高い商品を買わなくなるからなのだろうが、見事に差を付けるものである。それも値段に応じて段階的にしっかり差が付いているように感じる。3万、5万、7万、10万のスーツが並んでいたら、値段順に並べるのは比較的容易なのだ。

 だからと言って別に高い物を買うべきと言っている訳ではない。人に好印象を与えることを意識すべきと言いたいだけである。たまにシワシワのツルンツルンのテカンテカンのスーツを着ている人を見かけることがあるが言語道断である。自分が着ているものは、常に相手が自分を判断する材料の一つとして関心を払っている、ということを意識しなくてはならないのだ。
 特に営業マンは身だしなみが大切である。スーツは「サラリーマンマンの顔」とも言えると思う。ズボンに線がないなどというのはとんでもない話なのである。

 昔、上司が線のないズボンを穿いていたことがあった。一緒にお客様のところに行ったら、そのお客様から後から電話がかかって来て、「あなたの上司は線のないズボンを穿いていたが、奥さんはいないのか」と詰問された。それくらいズボンの線は注目されていたのだ(@_@)

 ズボンの線と言えば、高校生までは寝押しをしていた。若い人は何のことか分からないのだろうが、敷布団の一枚目と二枚目の間にズボンを挟んで寝て、体重で線を付けるのである。静かに寝ていれば上手く線が付くが、私のように寝相が悪いとくちゃくちゃになったりして悲惨な目に遭うこともあったのだ(*_*;

 その後登場したのがズボンプレッサーである。これは画期的であった。おー、これで寝押しから解消されると小躍りした。各家庭に一台ズボンプレッサーがあった時代があるのではないか。しっかり線が付いて良いのだが、たまにセットを失敗して線が二本付くことがあり難儀した。
 この二本線も結構大問題で、朝時間がなく、えーい、ままよと二本線を分かっていながら会社に行ったりすると、必ず上司から指摘され恥ずかしい思いをしたものである。なので、プレスの失敗はどうしても直す必要があるのだが、慌ててもう一度プレスした挙句にまた失敗し三本線になったことがあった。一瞬そのまま会社に行って「アディダス!」とギャグを飛ばすことが脳裏を掠めたがそんなことが出来るはずもなく、結局そのスーツは泣く泣くクリーニング屋送りとなった(=_=)

 ところがである。なんと近年のズボンは線が消えないのだ(゚Д゚)ズボンプレッサーは家にあることはあるのだもう何年も使っていない。まったく平気で穿き続けられるのだ。これは驚異的である。
 多分新しい技術で加工してあるのだと思うが、(失敗しないかな。大丈夫かな)と思いながら毎日プレスしていた日々を思えば、隔世の感がある。それほどズボンの線問題は切実であったのだ。

 上下間違い問題もある。私は40年のサラリーマン人生で2回だけ間違えた。上着とズボンが違うスーツで出勤したのだ。間違えるくらいだから勿論同じような色で、一目で分かるわけではない。しかし何となく微妙なのは最もカッコ悪いとも言える。会社に行って間違いに気付いてからは、なるべく上着を着ないようにそーっと仕事をしていたような記憶がある。

 しかしこんなのはまだましな方で、青森にいた頃の先輩Hさんは会社に着いてコートを脱いだら下がパジャマのズボンのままだったことがあった。Yシャツにネクタイはちゃんとしてるのに、相当慌てていたか、前日相当飲み過ぎたかだったのだろう。大都市と違い家が近かったので先輩はそそくさと着替えに帰ったのだった。

 上下間違いなどは言うに及ばずだが、ともかくスーツ、Yシャツ、ネクタイなど、仕事着は清潔感が大事である。あなたが思っているよりも、周囲はあなたの服装を見ているものなのだ。
 それを意識して、服装にちょっと気を使うだけでも、何だか気持ちまでシャキっとするから不思議なものである。

 気合を入れなくてはならない重要な仕事がある朝は、気に入ったスーツやネクタイを選ぶものだ。勝負スーツ、勝負ネクタイである。私も随分助けてもらったスーツやネクタイがある。
 これさえ着てけば絶対大丈夫!と思い込むことで自信にもつながっていた。
 しかし逆もある。失敗した日に着ていたスーツやネクタイは次回着用するのに躊躇してしまう。何かあったらイヤだなぁと避ける気持ちが生じるのだ(=_=)

 そうしているうちに、ラッキースーツやラッキーネクタイの稼働率がどんどん上がり、アンラッキースーツやアンラッキーネクタイは在庫と化す。
 不経済だが仕方がない。毎日戦場へ向かうのだから、戦闘服は自分の身を守る大事なアイテムとしてしっかりと選ぶべきなのだ。



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2016年10月21日金曜日

体毛/咆哮のオピニオン編その4


<作画:みやかね・にわとり>

体毛
~胸毛は男の象徴なのか!~

 髭の濃い人と薄い人がいる。私は薄い方である。髭の薄い人は朝の髭剃りが楽だ。多分ほんの1、2分程度しかかからないのではないか。
 友人のSさんは髭が濃い。訊いてみると朝の髭剃りに20分くらいかかっているらしい。それでも午後には顔の下半分がごま塩的に黒ずんで見えるくらい生えて来るのである。

 後輩のKさんは更にすごい。二つのシェーバーを駆使し朝の髭剃りには30分以上もかかっているようだ。最初に目の粗いシェーバーで剃り、その後きめ細かいシェーバーで仕上げをしているのだそうだ。Kさんは顔の80%くらいに髭が生えている。目の下はもう髭なのだ。だからもし剃らなかったら、顔中真っ黒になるのではないか。全日本髭男選手権みたいなものがあれば上位入賞は間違いないし、もしかしたらベスト3くらいに入る可能性もあるのだ。

 しかし、毎朝30分かかるということは、一年に182.5時間髭を剃っている計算になる。夜も寝ないで丸8日弱。一日8時間労働に換算して23日弱か。うーん、これはなかなかすごいことなんだなぁ・・・。
 しかし、この髭の濃い、薄いはどこから来ているのか。どうやら男性ホルモンと女性ホルモンのバランスの関係らしい。

 男性ホルモンが多いと髭が濃くなり、胸毛などの体毛も多くなり髪の毛が薄くなるようである。女性ホルモンが多いと髭が薄く、胸毛などの体毛も薄く髪の毛はふさふさなのだ。
 男性ホルモンは筋肉質の身体を作り、女性ホルモンは丸みを帯びた柔らかい体形を作るようだ。そう言われてみれば私は筋肉質ではない。筋肉は柔らかく、鍛えても鍛えてもガチガチのマッチョ体型にはならないのであった。髪はふさふさで毛質は剛毛だ。

 あーら、そーゆーことなのね。あたしは女性ホルモンが多いということかしらねぇ、うふっ、などとついおねえ言葉になってしまったりするが(^^;)、別にそういうことでもないらしい。

 私の知っている人の中で最も体毛が濃い人は、中学、高校の友人だったN君である。N君は身体中にもじゃもじゃの毛が生えまくっており、夏の朝に目覚めるとだいたい毎日蚊が何匹か毛に絡まって死んでいると言っており、一度も身体を刺されたことはない、とまで豪語していた。人間蚊取り線香である。そう言えばN君は筋肉質だったなぁ。

 昔は胸毛など毛が濃いのは男らしさの象徴であり人気があった。加山雄三の若大将シリーズの頃であろうか。その後何だか「体毛濃い派」は劣勢となり、今や男性が脱毛サロンへ通ったりする時代になっているのである。

 あたしさぁ、胸毛がもじゃもじゃな人だけは生理的にムリなんだよねぇ。何で脱毛しないのかなぁ、などとほざくねーちゃんがいるが、全く大きなお世話である。そんなヤツはこっちから願い下げだぁ!と胸毛を震わせて怒り狂う「体毛濃い派」の皆さんの気持ちは痛いほど分かる。自分の努力ではどうしようもないことでぐずぐず言われるのは本当に腹が立つのだ(-_-メ)

 しかし、この「体毛濃い派」が劣勢なのは日本特有なのかもしれない。中東や西欧、東南アジアの国々を見てみると「体毛濃い派」はかなり優勢に見える。女性の価値観も、「体毛の薄い男なんて弱々しくて話になんないね!」というような国の方が多いのではあるまいか。
 顔に髭が生えていないと子供扱いされる国も多く、体毛が濃いことこそ強い男性の象徴という価値観の地域は世界にはたくさんあるのである。
 なので、「体毛濃い派」の皆さんは全く何も恥じることはないのだ。いざとなったら海外へどーんと移住してしまえば良いのである。そうすればつまんないねーちゃんにぐずぐず言われることはないし、豊かな胸毛を風になびかせることで尊敬を一心に集めることだって考えられるのである。

 しかし、胸がつるつるの私が何らかの理由でそんな国々に住むことになったら困るな。絶対ばかにされるもんな。
というわけで調べてみました。胸毛増毛手術。
 あー、やっぱりたくさんありました。必要は発明の母。増毛も脱毛も自由自在の世の中なんだね。
 あー、良かった、安心安心・・・、って、今のところは移住の手術の予定はありませんがね(^^;)


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2016年10月20日木曜日

今月の名言「しょうがない」ラミレス監督DeNAベイスターズ/サラリーマンのつぶやき

 スポーツ好きの私だがプロ野球はあまり観ない。と言うか、私には悲しい歴史があるのだ(=_=)
 私はかなり頑固なベイスターズファンである。ベイスターズファンと言うより、大洋ホエールズなんだな、これが。
 私は横浜の出身でも、大洋時代のホーム、川崎の出身でもない。出身は福島県福島市だ。
 何故にベイスターズファン?とよく訊かれるのだが、これには聞くも涙語るも涙の辛く切ない思い出があるのだった(=_=)

 多分7歳くらいの時に家に野球盤が来た。エポック社が野球盤をリリースしたのが1958年だそうだ。私は1955年生まれだから、家に来たのはたぶん1962年くらいなんだろう。
 私は4人兄弟の三番目で兄、姉、弟がいる。野球盤が来るまではまるで野球になど興味はなかった。
 初めてゲームをやる時兄がこう言った。
「俺は巨人でいいや。ヒロ(私)は強い大洋だな。タカ(弟)は金田のいる国鉄(今のヤクルト)だ」
 何も分からない弟二人は、うんうんと頷いた。
 しかし、その瞬間に失ったものがその後の人生でとてもつなく大きなものであることに、幼い私が気づくはずもなかった・・・。


 それから50年以上の長い長い月日が経った。今も弟がファンであるスワローズは7回優勝している。タイガースとドラゴンズが9回。カープが6回だ。しかしベイスターズは1回である。たった1回だぞ。ちなみにジャイアンツは45回だ!45回"(-""-)"

 ベイスターズが優勝したのは1960年と1998年の2回だけだ。私が応援を始めてからは1998年の1回だけ。50年以上も応援し続けて来てたった1回だけである。しかも、優勝争いをしたのも1962年と1964年の2回だけ。当然その頃の記憶はもうない。
 1979年と1997年に2位になっているのだが、いずれも優勝チームがぶっちぎりだった。

 つまり、50年以上のファン歴を持つ私キャプテン福田が、プロ野球を終盤戦まで心から楽しめたのは人生で1回だけ、1998年の優勝したシーズンだけだった、ということになるのである。その他の年は優勝争いすらしていないのだ。
 悲惨である。思い返すと胸が詰まるような苦しい野球人生だったのだ😞
 しかも4月か5月でダントツのビリになりシーズン実質終了、というのもかなり多かったので、あまりにツラ過ぎて、もう心を閉じてあまり興味を感じないような振りをしていたのである。

 でもね、ホントはね、心の奥底ではいつもどんな時も応援していたのだよ。朝に新聞でスポーツ欄を見る時は、勝利を祈りながらそーっとそーっと開いてたんだよ。この屈折したファン心理はベイスターズファンしか分かってもらえないだろうな、きっと。

 しかし2016年、遂にクライマックスシリーズ初進出である。やったー!!
 だが、ちょっと考えてみていただきたい。クライマックスシリーズは導入されて10年目なのだ。初出場ということは、それまでは9年連続4位以下ということだ。クライマックスシリーズは3チーム出れるから出場確率50%である。9年連続出れない確率は2の9乗となるから512分の1である。何というこの際立った弱さであったことか(=_=)
 しかしそれだけに、今年のベイスターズファンの喜びもひとしおである。嬉しさ爆発なのだ\(^o^)/

 さて、この快挙の一番大きな要因はラミレス監督の采配ではなかろうか。
 ラミレス監督は2000年にヤクルトに入団し来日した。文化や考え方の違いに戸惑う中、一つの言葉に出会い考えが変わったという。
 それが「しょうがない」だったそうである。
「日本人は素晴らしい。自分のことよりも先に相手を、そして状況を受け入れる精神がある」
(出典:日刊スポーツ10月11日1面)
 この言葉にはちょっと驚いた。普通「しょうがない」というのは諦めの言葉である。上手く行かない時に使う言葉だ。しかし外国人の方から見ればこの「しょうがない」には、日本人の武士道精神の一端や謙譲の美徳や、現状を受け入れながら未来を切り拓く真摯でピュアな心が見て取れるのであろう。


 私も仕事をしている中でどれだけこの「しょうがない」を口にしたことか。仕事では上手く行かないことの方が多い。確かにそんな時に「しょうがない」は救いの言葉だった。
 自分でもよく使うが相手を許す時にもよく使う。
「しょうがない。わかったよ」
「しょうがない。全力を尽くしたもんな」
「しょうがない。また来月頑張ろう」というようなことだ。
 また、癒しのことばでもあるだろう。これは関西弁にすると分かりやすい。
「それやったらしゃーないわ」ってやつだ。
「ほんまにしゃーないなぁ」とかね。
 許しの言葉であり、癒しの言葉であり、そしてリセットしてスタートする言葉なのである。
「何がしょうがないだぁ!人間死ぬ気になれば出来るんだ!契約取るまで帰って来るなぁ!」などと喚く管理職は最低だ。下の下である。「しょうがない」をキーワードに、日々変わる戦力の中でしっかり選手采配を行ったベイスターズのラミレス監督を見習いなさい!

「許し、癒し、そして前を向かせる」ことが出来るのが、優秀な管理職なのだなぁと感じる2016年秋なのであった。

 クライマックスシリーズではセカンドステージで敗退した。しかしそんなことは全然関係ないのである。来期につながる戦いをした今期を、ベイスターズファンは深く心に刻みいつまでも忘れないだろう。


2016年10月19日水曜日

筋肉を増やせ/咆哮のオピニオン編その3


<作画:みやかね・にわとり>

筋肉を増やせ
~病気の予防にも、やっぱり大事なのは筋肉なのだ!~


 先日会社のOB会の会報というのが送られて来た。ちょうどその号では米寿、喜寿の特集が組まれており、88歳、77歳の諸先輩からのメッセージが掲載されていた。
 喜寿組はまだ元気な人も結構いるが、米寿となるとかなり苦しい。大病を患い闘病中とか、現在寝たきりとか、本人が書けないので家族代筆とか、そういう先輩もかなり多かった(=_=)
 ところが中にお一人極めて元気な人がいた。まったく悪いところはなく、元気に週3回スポーツクラブに通っていると書いてある。88歳でスポーツクラブは立派だなぁと思い読み進めると、60代からずっと同じ生活をしているようなのである。30年近くずっと身体を鍛え続けているのだ。掲載されている中ではその人が圧倒的に元気だった。

 以前に本ブログで「筋肉は病気治療に有効」と書いた。
※筋肉/動乱のエピソード編その17/2016年9月28
 しかしその後更に調べてみると、予防にも最も効果があるのはやはり運動であるらしい。 
 健康を維持するために重要なのは体温を下げないことだそうだ。体温が下がると血流が悪くなり、白血球の活動が停滞する。その結果ウィルスや細菌に負け病気をしやすくなる。体温が1度下がると免疫力が何と30%も低下するのだそうだ。
 では、この体温が下がる原因は何だろう。その最も大きなものは筋肉量の低下だそうである。筋肉は身体の中で最も熱を作る器官なので、筋肉が減ると体温が下がって代謝も落ちるようだ。そうなるとカロリーが消費されにくくなり内臓脂肪が増えるのである。
 逆に筋肉を増やせば体温が上がり、血流が良くなり白血球が活発に活動する。白血球はウイルスや細菌だけでなくガン細胞までやっつけてくれるのだそうですぞ(^-^)
 んー、なるほど。すごいぞ、白血球さん!どんどんやっつけてくれぃ!と応援する気持ちになる。
 しかし、継続的に運動するというのはスゴイことなんだなぁ、と今更ながら思う。ガンのリスクさえも減らせるのである。
 人間の身体の中で、筋肉の70%は下半身にあるそうなので、歩く、走るなどの運動は筋肉を増やすのに効果的だそうだ。88歳になっても元気な先輩の秘密が分かったような気がした(^-^)

 私も元来スポーツ好きである。休みの日のはだいたいスポーツクラブに行っている。営業職を外れ酒の量が激減したこともあり、この一年で体重が2kg減った。
 先日スポーツクラブで筋肉量を調べてもらったら、5年前のデータと比べ脂肪が5kg減って筋肉量が3kg増えていた。ちょっと驚いた。脂肪5kgといえば凄い量である。200gのステーキ25枚分なのだ。そんなものがどこにあったのかもイメージできないが、確かにウエストはゆるゆるになったから、主としてお腹周りが多いなのかもしれないな。
 私の周りの同僚、先輩も現役を退いたり営業職を外れたりすると例外なく痩せる。太った人は一人も見たことがない。それだけ現役の営業マンは、不規則かつ不健康な生活を強いられているのだろうと思う。
 
 私もこれらの知識を得、さらに意を強くし筋肉増強に取組むことを決意した。そこで「のびーるフィットネス」というトレーニンググッズを購入して来た。これは樹脂で出来たエキスパンダー的な商品である。
 高校生の頃金属のエキスパンダーを愛用していた時期があるが、胸筋を鍛えるべく、上半身裸でぐぐぐーっと横に開いてから戻す時に、油断していると開いたバネが閉じる際乳首を挟む事故が起きることがあった。この痛さといったら本当に筆舌に尽くしがたいものだった((+_+))
 その事故以来エキスパンダーはトラウマになっていたのだが、このグッズなら柔らかく、また形状も一本の棒のようなタイプなのでまったく安心である。所謂、乳首フリータイプエキスパンダーなのだ。このグッズで最近はガンガンに筋肉増強に取組んでいる。

 何事も目的意識を持ってやることが大切である。面倒なトレーニングも白血球がガン細胞をやっつけるイメージを持ってやれば益々身が入るかもしれないな(^-^)


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2016年10月18日火曜日

「中華料理太湖飯店/水道橋」あんかけ焼きそばならやっぱりここ!/ラーメン・居酒屋の王道

~麺の焦げ具合が絶妙!これぞ正統派あんかけ焼きそば~

 時折私は発作とも言える衝動に駆られ、食べたくて食べたくて仕方なくなる食べ物がある。そしてそれはラーメンのように多様化も進化もなく、ただただあるがままに以前からの味を守っている食べ物だ。
http://i.yimg.jp/images/mail/emoji/15/ew_icon_s351.gif それが「あんかけ焼きそば」である。

 当日またしても二か月ぶりくらいの発作が起き、居ても立ってもいられなくなった。そこで東京のあんかけ焼きそばを検索しまくって探し当てたのが、水道橋の太湖飯店であった。浅草橋の水新飯店と並び、東京であんかけ焼きそばを語るには外せない店であるらしい。
 よーし!行くぞぉ!私は駅に向かってダッシュしたのであるhttp://i.yimg.jp/images/mail/emoji/15/ew_icon_s318.gifhttp://i.yimg.jp/images/mail/emoji/15/ew_icon_s318.gifhttp://i.yimg.jp/images/mail/emoji/15/ew_icon_s318.gif

 JR水道橋駅からはほんの2分程度。こんな佇まい。

http://i.yimg.jp/images/mail/emoji/15/ew_icon_s369.gif
 2階もあるようで本格中華料理店っぽい店構え。
 13時半に入店すると客は2組だけ。ラーメン的なものと定食的なものを食べている感じ。定食も充実しているようだ。
 でも、ランチメニュートップは五目焼きそば。推してますなぁ(^o^)
 熱いお茶とおしぼりが出るのも何となく好印象。風格を感じます。10分ほどで到着。
 醤油あんの茶色が食欲をそそるなぁ。具も多彩でしっかり。
白菜、小松菜、タケノコ、きくらげ、えび、ウズラの卵、ハム、レバー・・・。レバーが珍しいが、きっちりしっかりいろんな具材が入っている。歴史と伝統とプライドを感じる。

 さて、私があんかけ焼きそばのどこが好きなのか、と訊かれれば、それは麺であると間髪を入れず答えるだろう。具材と味付けはオーソドックスで構わない。ともかく麺重視政策をとことん極めたいのである。
 そして最も重要なのは焦げ目だ。この焦げ具合にすべてを賭けていると言っても過言ではない。麺重視焦げ重視政策なのである。
「でも、焦げてるとぉ、癌になるって言うでしょぉ。あたしはイヤだなぁ・・・」とか、前髪を掻き上げながら宣うおじょーさまなんかがいるが、まったくとんでもない話である"(-""-)"
 だいたいだなぁ、あんかけ焼きそばを食べ過ぎて癌になったという人をあんたは聞いたことあるのか?!あぁ?!
 今際の際に、じーちゃんが「おー、ひろし(架空の人物)、わしはあんかけ焼きそばを食い過ぎて癌になったことだけを後悔してるんじゃ。う、う、う・・・」と泣くのを見たのかぁ?!と問いただしたい気持ちになる。
 調べてみると、焦げに発癌物質があるというのは間違いではないようだが、炭水化物、野菜の焦げにはそもそも入っていないとか、相当の量の焦げを摂取しなければ健康には影響ない、などの意見が主流でありほとんど問題がないようなのである。 
 私はこの調査結果に十分満足し、今後ともこの麺重視焦げ重視政策を徹底的に推進する所存である。

 で、この太湖飯店さんの麺の焦げ具合をドキドキしながら確認すると・・・。

 おー、こ、これは!絶妙の焦げ具合ではないかhttp://i.yimg.jp/images/mail/emoji/15/ew_icon_s96.gif

 食べるとカリっとした食感に心が震える。この焦げたところと焦げてないところのバランスが大事なんだよねー。
 う、美味い。私が求めていたのは正にこれなのだ。
 あんかけ焼きそばにおいては餡と具材は脇役。上手く絡んで、主役の焦げ目のある麺を如何に引き立たせるか、なのだ。
 いやー、素晴らしい。理想的な逸品である。全く文句なしだ。
 普通こそ最高!と思える、私が探していた味であった。
http://i.yimg.jp/images/mail/emoji/15/ew_icon_s376.gif 出会いに感謝<m(__)m>


住所:千代田区三崎町2-10-12
経路:JR水道橋徒歩2分、都営三田線水道橋徒歩3
営業時間:11:30~14:30 17:30~22:00(LO21:00)(月~金)
11:30~14:30(土)
定休日:日・祝
席数:59


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