2017年1月31日火曜日

怒りを抑える新技術「カーニーの法則」を開発しました!/日々雑感その4

~アンガーマネジメントを凌ぐ「怒らない技術」を開発!~

 アンガーマネジメントというのが流行っているそうである。
 ようするに「怒らないようにするコツ」みたいな話なのだが、怒りを抑えることは精神的な安定が健康にプラスであるのみならず、仕事での地位をも向上させ収入にもプラスになる、というようなWプラス理論的展開を見せ、大いに盛り上がっているようだ。

私は短気だ。父親譲りの筋金入りである(-"-)
父はそんなヒドい人ではなかったのだが突然激情することがあり、子供の頃にちゃぶ台返しも何度か目撃した(+o+)
母は泣きながら片付けていた。正に「巨人の星」の星一徹の世界である。しかし調べてみると星一徹がちゃぶ台返しをしたのは、全話中でたった一回だそうである( ゚Д゚)うちの父の方が多かったのか・・・_| ̄|○

 私はそのことを反面教師的に捉えており、暴力的になることは一切ない。普段は割と物静かな方だ。しかし昔から稀に、カッと頭に血が上り、ぐわぁぁぁぁと得体の知れない何かが頭だか胸だかから湧きあがり自分がコントロール出来なくなったりして、どないもこないもできまへんがな状態となることがあった。仕事をしていてもたまーにこの症状が現出し、上司と一発やらかすようなことも、ままあったのである。やっぱ短気の血筋なんだな・・・。
何とか無事に切り抜けられたのは辛抱強い上司に恵まれたとしか言いようがない。

 しかし当時はそれを抑えるのは「感情」と理解していた。昔祖母から言われた「堪忍の袋をおのが首にかけ、破れたら縫え破れたら縫え」的な教えを思い出し(懐かしい(^^;))、何とか感情を抑え込み、心を平静に保とうなどと考えていたに過ぎなかったのである。
 ところが現代はサイエンスとスキルの時代である。怒りを抑え込むのも科学的な分析を基にスキル化されているのだ。


 最近「〇〇の技術」というようなビジネス本が人気を集めている。人は「技術」と言われると何だか納得してしまうようだ。感情は本能的なものだからこれを意志の力でコントロールするのは難しい。しかし「技術やスキル」でコントロールすればいいんだよ、と言われると、なーんだそうか、と出来るような気になるから不思議である。
 あー、昔からこーゆーのがあったらなぁ、あん時あんな目に遭わずに済んだのになぁ、俺のサラリーマン人生も違っていたのによぉ、などと遠い目をして空を見上げるお父さんは掃いて捨てるほどいるはずである。

 さて、この「アンガーマネジメント」であるが、今や講座が開催され盛況を博しているそうだが、エッセンスはこんな感じなのだろうか。

〇深呼吸して数秒数える。
〇相手の良かった時のことを思い出す。
〇魔法の言葉を口ずさんでみる

 魔法の言葉とは、「大丈夫大丈夫」「待て待て待て」「OKOK」とか何でも良いらしい。
 私はきちんと学習しているワケではないので、聞きかじりのテキトーな感じで申し訳ないが、ご興味のある方は「アンガーマネジメント協会」などで一度しっかり勉強されてみる価値があるのではないだろうか。
「怒らない」というのは、それほど人生にとって大きな問題だと思う。

 一方、私も速攻で瞬間的に怒りを抑える画期的な方法を思いついたので、本日ここに初公開したいと思う。
 それは「笑う」ことである。
 カー!と頭に血が昇ったら、間髪を入れずニー!と笑うのだ。本当に笑うのではない。口の両端を目一杯上に上げ、ニー!と笑顔の形を作るのだ。
 これだけで怒りは一瞬で治まるのである。カー!と来たら、ニー!と笑うので、私はこの最新型先端技術を「カーニーの法則」の法則と命名することとした。

 2017131日日本時間午前6時、私キャプテン福田は怒りを抑える究極の技術「カーニーの法則」を、全世界に向けて発信することをここに高らかに宣言する。 

 これは本当にスゴイ画期的な技術だと思う。本当に瞬間的に怒りが霧散するのである。自分でも驚愕するのみだ( ゚Д゚)
 何か頭に来ることがあっても、ニー!と笑う形を作っただけで怒りの感情が消えるのである。これは世界平和にも資する大発見ではないのか。ノーベル平和賞までもが視野に入った感も否めない。

 しかし困ったこともある。それは「変」なのだ。例えば会社を例に取る。
 バカ課長があなたに向かって理不尽な暴言を吐いたとする。あなたは思わず激昂する。その瞬間にあなたは「カーニーの法則」に則りニー!と笑うのである。暴言を吐いたバカ課長が、あなたからどんな反応があるかと身構えた瞬間に、思いもかけないあなたの人工的な目一杯の微笑みが目に飛び込むのだ。
(う、何だコイツ????)と変人扱いされるのではなかろうか。
 つまり、怒るべきところで笑うあなたを周囲は変な目で見るため、怒りを抑える以上のマイナス効果が発生する懸念が生じる、ということである。
 うーむ、これは困ったぞ。ノーベル平和賞が視野から消えていくような気もしないでもない(-_-;)

 そうだ!マスクはどうだ!
 マスクをしていたら表情が読み取りづらいから、笑っても大丈夫かも。
 でもなぁ、マスクは口元だけだもんな。目が笑ってたらバレるか・・・。

 よし!こうなったら最後の手だ。プロレスのマスクを被ったらどうだろう。
 それなら顔全部がマスクで覆われるから表情は全く分からないぞ。
 しかし、マスクマンのサラリーマンってどうなのか。就業規則には禁止規定はないはずだが少なくとも今までそんな人は見たことないな(-_-;)
 昔グレートサスケが岩手県の県議会議員とかになって、マスクで議会出席してて脱ぐ脱がないでモメてたなぁ。あんな風に会社でモメたらマズいもんな(=_=)
 それにマスクマン、とサラリーマンは「マン」が被ってるしな。いや、それは「サラリーマスクマン」と名乗れば解消するかも。

 あー、いかんいかんいかん混乱して来た。私は妄想癖があり、思考がどんどん変な方向に向かうと止められないのである💦

 しかし、この「カーニーの法則」は本当に素晴らしいアイデアなのだ。埋もれさすのはあまりにも勿体ない。うーむ、何か良い方法はないものか。
 そ、そうだ!思いついた!「脳内カーニー理論」だ。
 カー!と来たら、顔はポーカーフェイスにして表情は変えずに頭の中でニー!と笑えば良いのだ。バンザーイ出来たぞぉ\(^o^)/

・・・と、思いついたのは良かったが、やってみるとこれはなかなか難しい・・・。顔の表情を動かすのと違って、頭の中に瞬時にリアリティを有した「ニー!」のイメージを作るのが簡単ではないのである。
 トレーニングが必要だ。トレーニングメニューなんかも欲しいな。

 いずれにしても、諦めの悪い男私キャプテン福田は、粘りに粘ってこの「カーニーの法則」または「脳内カーニー理論」をいつの日にか本格的メソッドとして発表すべく、サラリーマン総合研究所にて研究開発を続けることをここにお誓い申し上げる次第です。
 乞うご期待くださいでございます。是非気長にお待ちくださいませ<m(__)m>


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2017年1月30日月曜日

「スピーチ」元気が出る!スーパービジネスエッセイ!/錯乱のエピソード編その8

<作画:みやかね にわとり>

~スピーチの丸暗記と下ネタは厳禁だ!~

 会社にいるとスピーチをする機会が多い。会議やパーティー、冠婚葬祭など様々な機会に話さなくてはならない。私も500人~1,000人くらいの会議やパーティーでのスピーチなど、緊張する場面が多々あった。
 原稿を見れる時は良いのだが、パーティーの中締めなどではそうは行かない。何も見ずに話さなくてはならないのだ。
 スピーチでの事故は何度も目撃した。大惨事も何度かあった。

 かつての上司が大きなパーティーの中締めをやった時のことである。話の途中で間が空いた。どうしたのかと注目すると、話していた表情そのままに固まってしまっているのであった。( ゚Д゚)まずい!と思った。頭が真っ白になっているに違いない。
 10秒、20秒と経過し、場内がざわざわして来た。
「がんばれー!」とお客様からやじが飛んで笑い声が起きた。
 それをきっかけに上司はまた話し出し、ほっと胸を撫で下ろした(*´Д`)
 しかし自分の事のようにドキドキした。完全に感情移入していたのである。
 誰しもこのような大舞台でのスピーチは緊張する。練習も相当重ねて来たはずである。それでもこのような事故は起きてしまうのだ。
 原因は丸暗記にあるのだと思う。丸暗記はちょっときっかけの言葉を忘れただけで頭が真っ白になるリスクがあるのだ。特に会場でのちょっとした変化に気を取られたりするとピンチである。気になるものがあると思考が揺れて言葉が出て来なくなるのだ。

 私はロックバンドのボーカルをやっている。ライブでは20曲くらい演ることが多く相当の労力をかけ歌詞を暗記するのだが、ごく稀に飛ばすことがある。きっかけはやはり視覚と聴覚である。お客様が急に意図せぬ動きをしたり、他のメンバーの小さなミスなどに気を取られると、瞬間的に頭が空っぽになったりするのだ。本当に恐ろしい(=_=)
 だから私は目を閉じて歌うことが多い。サングラスをしているのはそのためでもある(^^;)

 ともかく常にこのリスクはつきまとう。会社の大きな行事でやらかしたら、昔なら一発でアウトだったかも知れないくらい大事なことなのである。
 これを防止するのはコツがある。重要なスピーチほどキーワードや箇条書きで覚えることだ。「てにおは」などはどうでも良いのだ。

 結婚式のスピーチでも大惨事があった。
 課長時代の部下が新郎の結婚式があり、役員と部長も出席した。本来役員が主賓の挨拶をするべきなのだろうが、役員が嫌がって部長に押し付けた。その結果、部長が主賓の挨拶、役員が乾杯の音頭、という仕切りとなった。
 ところが、何が原因か分からないのだが司会が間違えて、役員を主賓の挨拶で指名してしまったのである。これには私も驚いた( ゚Д゚)一番驚いたのは指名された本人であろう。
 結婚式のメインの始めの挨拶は酒も入っておらず注目度も高い。盛大な拍手が巻き起こった。えぇ?!と驚いた表情を浮かべた役員であったが、
「乾杯の音頭って聞いてたんだけどなぁ・・・」と恨み言を言いながらも仕方なく立ち上がりマイクに向かった。
 元々話の上手い人だったが、この時ばかりはボロボロであった(=_=)乾杯の音頭をそのまま膨らませればまだ良かったのだろうが、いつも自分が定番としている主賓の挨拶ネタを急遽話し始めた。心の準備や一定の練習がないとやっぱり上手く話せないようで、かなりしどろもどろのまま終了した。
 主賓の挨拶を準備して来た部長の乾杯の音頭も、ちょっと長めでイマイチであった。新郎が後日二人からドツかれたのは言うまでもない。

 結婚式のスピーチもたくさん聞いたが、一番印象に残っているのはある結婚式で出会った新婦の上司のスピーチであった。私は新郎側で出席していたので、まったく知らない方だったが今でも鮮明に記憶に残っている。

 通常スピーチはどうしても固い口調となる。・・・でございます、が中心となり、丁寧な言い回しをするものである。原稿をしっかり作るので、全体的に話もぴったりかっちりしている場合が多い。ところがその人は違った。ごく普通の口調なのだ。○○さんは本当にしっかりしてるんですよぉ。ご結婚を私も心から喜んでましてねぇ。みたいな感じで、語りかけるように普通に話し、心温まるエピソードを披露されておられた。なるほどなぁ、と思った。上手に話そうとする人が多い中、柔らかく普通に話すことでこんなに上手く伝えられるんだなぁ、とちょっと驚きながら感激したのを覚えている。

 スピーチは笑いを取ろうとすることが多い。ちょっと笑わせて後を締める、みたいな感じで最初にネタを仕込んだりする。しかしこれはリスクを伴う。思い切って入れたブラックなジョークに誰も笑わなければ、ぞっとするほど焦るものである(*_*;
 また、どんなスピーチも下ネタは厳禁である。ウケる場合もあるが、スベった時のリスクが大き過ぎる。スベれば人物評価につながってしまうことだってあるのだ。
 結婚式で、新郎の友人が一緒に風俗に行った話でウケを狙ったのを何度か見かけたが、全くのバカである。ウケるどころか静まり返った場内に哀れを誘う冷たい風が吹き抜けただけであった。本当にぞっとした(-_-;)

 結婚式のスピーチというのはともかく褒めてナンボだ。ひたすら褒めればいいのだ。たまに「この機会に新郎に一言苦言を呈しておく」とか言う上司がいるが、頭が狂ってるとしか思えない。結婚式で苦言を呈する意味が分からない。そんなことは職場で言え!
 私なんざぁ嘘までついて褒めたこともあるんだぞ!!
 昔課長の頃部下の女性が結婚しスピーチを頼まれた。この人は悪い人ではなかったのだが、仕事のエピソードとして披露できるような素敵なイイ話はなかなか思い付かなかった。私は悩んだ。困り果てた私は遂に一つの決断を下した。ありもしないエピソードをでっち上げて褒めることにしたのだ。
 詳細はもう覚えていないが、新婦の何かとっても良い行動にお客様がすごく感動し、ご丁寧なお礼状をいただいて会社で話題となった、みたいなことだったかしら。
 これはまったくの嘘だった。私がスピーチを終えて新婦をチラっと見ると、目を丸くして驚いていたのを思い出す(◎_◎;)

 そうだ!どうせスピーチ何て誰も覚えちゃいないのだ。だから変にきわどいジョークでウケなんて狙わなくてもいいのだ。こちらが思っているほど相手は真面目に聞いちゃいないのだから、そんなトコでリスクを取る必要は全くありはしない。
 パーティや会議では危ないジョークは封印し、結婚式ではともかく褒める、それで良いのである\(^o^)


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2017年1月28日土曜日

戦うサラリーマンバンドFCB新着!「青空を見ていると」

ライブも近づいて来ました。
今後のバンドブログに、是非ご注目くださいね(^-^)

記事はこちらから

2017年1月27日金曜日

「パンツ問題」ストレスなんて吹っ飛ばせ!スーパービジネスエッセイ/錯乱のエピソード編その7

                  <作画:みやかね にわとり>

~シームレストランクスについて注意喚起してみる!~

 最近私の話は、トイレとかのお下劣な話が多いとのご批判がある。そういう話でウケようとするのは小学校低学年までだそうだ(-_-;) 
 私は勿論小学生ではない。小学生ではないが、頭の中身がその頃からあまり進歩していない可能性は否定するものではない。
 悪く言えば「バカ丸出し」であり、相当良く言うなら「永遠の少年」とも言えないこともない。
 そんな私のお下劣な話に、今回もちょっとだけ何卒よろしくお付き合いいただきたい<m(__)m>

 先日パンツを買った。パンツと言うと最近はズボンのことだそうである。しかし私が買ったのはズボンではなく下着である。おじさんがパンツと言えば下着に決まっているのだ。

 現代においては男性用下着は、ブリーフとかトランクスとか表現されているらしい。しかし、ボクサーパンツというパンツを名乗る種類もあるし、何だかとてもややこしくなっているのである。
 更にそのボクサーパンツもボクサーブリーフと呼ばれたり、ニットトランクスと呼ばれたり名称に統一性がないので、おじさんの頭はとても混乱してしまうのだ(/ω\)

 私は還暦過ぎのオヤジとは言うものの真っ白い髪をやや黒く染めていて結構若作りだし、休みの日はジーンズにTシャツにスニーカーと非常にテキトーなカッコをしている。
 ポロシャツやTシャツの裾をズボンに入れるなどもっての外である。下着もおじさんぽい白いブリーフなどは絶対に穿かずトランクス派であった。

 ずっとぴっちりしていない布地のトランクスを愛好していたのだが、最近売り場に行くとどうやらボクサーブリーフ的なものが流行っているようなので、今回何の気なしに買い求めてみたのだ。その商品には「シームレストランクス」と書いてあった。しかしその意味についてはあまり考えてはいなかった(-_-;)

 朝にバタバタと着替え家を出て、会社に来て小用をしようとトイレに入った。朝のトイレは混んでいるものである。私が小便器の前でズボンのチャックを下ろすやいなや、私の後ろに誰かが並んだ。
 トイレで並ばれるのはイヤなものだ((+_+))急かされるような気になるのだ。時間がかかっていたりすると、(何だよ、このオヤジ、おっせーなー。早くしろよコラ!頻尿かぁ?)などと思っているのではなかろうかと考え、気が気ではないのである(*_*;

 早くせねば、と焦る気持ちでトランクスから息子を取り出そうと手で探る。ところがトランクスに息子の出口が見当たらないのである。
 頭の中に??????と?マークが充満する。何が何だか分からない。一体どういうことなんだ(*_*;
 焦りながら頭に浮かぶのは前後を誤り逆状態なのでは、ということである。

 朝に慌てて出て来たので逆に穿いてしまい、尻の方に割れ目があるのでは、と考える。
 大腸内視鏡検査の時に穿く紙パンツはそうなっているのをつい思い出す。
 しかしそんなことを考えている暇はない。後ろのヤツがふーっとため息をついて、無言の圧力をかける。
 どうしよう。一旦退却して前後確認をするか、とも思ったが小用をせずに止めるのは変である。(何だこのおやじ、おしっこせずに止めたぞ。不審なヤツだな)などと思われるのはシャクだし、そもそも私は不審者ではないのだ。
 そこで私は必死の思いで頭をフル回転させ、左太股方面へ息子を誘導しトランクスの左の下から息子を引き出すことを決断する。
 所謂横チンである。私は還暦を過ぎたが、横チンの経験は皆無だ。人生60年にして初の横チンだ。勿論躊躇はあるがそんなことを言ってる場合ではないのだ。

 何とか小用を始めるが、後ろのヤツがハァーと聞こえよがしのようなため息を吐くではないか。
 焦る💦焦るが出始めたものはそう簡単には終わらない。しかし何とか終えて後ろのヤツと目を合わせないように俯きながら洗面所に向かう。

 みじめである。おしっこの遅い年寄りめ、と思っているに違いない。くそー、と思い、(違うんだ!俺はおしっこが遅い訳ではないんだ!トランクスに穴がないんだ!もしかしたら反対に穿いて来た可能性も否めないが、今は未だ確認出来てないんだ!)と叫びたい欲求に駆られる。


 しかしまさかそんなことを言えるはずもなくすごすごとオフィスに戻ろうと考え、トイレを出かけたが、前後確認問題が残っていたことを思い出し足を止める。

 そーっと大の個室に入って鍵をかけズボンを下ろす。尻の方を探ってみるが穴はない。そこで初めて気付いた。だからシームレスなんだ!そもそも前穴のないトランクスだったのである。

 トイレの個室でずり下がったズボンのままパンツ一丁で思わず腕組みして考えてしまう。でも何故だ?!何故穴はないのか。みんな一体どうしてるんだ・・・。
 その時閃いた光景がある。


 最近小用でトイレに入ると、若者でベルトを外してズボンを少し下ろしておしっこをするヤツが結構いたのである。私も、なんでこの人達はこんなめんどくさいことをしてるんだろう?とずっと不思議に思っていたのである。
 そうか、こういうパンツ穿いてたんだ。
「んー、なるほどぉ!」
 疑問が晴れた喜びに私は思わず個室の中で声に出して呟いてしまった。
 パンツ一丁のまま・・・(-_-;)


2017年1月26日木曜日

「シグノ307」素敵なボールペンを発見(@_@)/ステーショナリーその1


~ボールペンの先端技術に驚愕( ゚Д゚)~ 

 先日日経新聞を読んでいたら、日経優秀製品・サービス賞2016というのが発表になっていた。その中で目に留まったのが、「日経MJ賞最優秀賞」5点だった。
※出典:日本経済新聞2017年1月4日朝刊
 以下である。

〇「宅配便を使った小型家電回収サービス」=リネットジャパングループ
〇日本旅館「星のや東京」=星野リゾート
〇日焼け止め「アネッサ」=資生堂
〇「京都鉄道博物館」=西日本旅客鉄道
〇水性ボールペン「ユニボール シグノ 307」=三菱鉛筆

 この中で私がうーむと唸ったのが「大手町の日本旅館」であった。
 日本を代表するオフィス街である大手町で、純日本風の「旅館」を開業するという大胆な発想が非常に素敵である。大変高級な価格設定で私などには手は出ないが、海外からの観光客が激増している昨今、東京駅にほど近いこの便利な立地に天然温泉露天風呂付の日本旅館をドドーン!と造る発想に目を瞠るのである(@_@)
 考案した方には心からの賛辞を送りたい👏

 わたしがうへ?!と思ったのは水性ボールペンであった。ボールペンは勿論毎日使ってはいるが、それほど深い興味を持ってなかったのだ。現在私が書き物に注力しているとは言えキーボード主体である。のべつ文字を書いてるわけではないからなのかも知れないな。

 買う時は文房具店に赴き、書き味のフィーリングでメーカーも見ずにテキトーに購入し、インクがなくなればまた同様の作業を繰り返すのみである。つまり愛用品、好きなメーカー、贔屓にしてる製品などが存在しないのだ。
 なので、ボールペンが最優秀賞?!と虚を突かれるような感じになったのであった( ゚Д゚)

 私が現在使用しているボールペンを見たら「パイロットのAcroball2」という製品だった。油性の2色だが、スムーズな書き味が気に入って購入したのだ。

 さて、今回受賞したこの「シグノ307」だが、全世界で累計2,000万本超の販売だという。すごいではないか( ゚Д゚)
 新素材「セルロースナノファイバー」をインク原料に使っているとある。ナノと言えば微小なイメージだ。よく分からないが、きっと何だかすごく大変立派な技術に違いないのだ(^^;)滑らかな書き心地が継続するらしい。

 私は完全な文系の人間であり、技術的なことは全然理解出来ない。なので、とりあえずすぐさま近くのスーパーへと走ってみたのである。
 ところが売っていないのだ。コンビニにも当然全店置いてない。違う大きなスーパーの文具売り場でも探したが無かった。
 おいこらぁ!最優秀賞を置いてないっつぅのは一体どーゆー料簡なんだい?!と問い詰めたい心境であった(-"-)

 だがボールペンというものは、昔と違い実はものすごい種類があるのだ。私も全く意識していなかったのだが、油性、水性、ゲルインク、多機能などそれはそれはすごい種類のボールペンが販売されているのである。

 そこで私は日本橋の丸善へと赴いた。文具店の最高峰の店である。ここに置いていないはずはない。
 しかし行ってみて更に驚愕した。さすが丸善。今度は多すぎて探せないのだ。

 ボールペンの森である。ボールペンの密林と言っても過言ではないくらいなのだ・・・。

 ぐるぐるぐるぐると徘徊し探し廻ってみたが見当たらず、無為に時間だけが過ぎて行く。仕方なく店員の方に訊いてみると、何と別な専用コーナーにまとめて置いてありましたぁ!さすが最優秀賞!!

 で、「シグノ307」の0.7mmと0.5mmの二本を購入。

こちらは0.7mm。白文字ですね。

こちらは0.5mm。金文字。

 それぞれ216円(消費税込み)。最優秀賞をこんな値段で買って申し訳ないような気がしたので、同じ棚で陳列されていた新商品「ユニボールエア(0.5mm)」同じく216円(消費税込み)も購入。


キャップ付きでペン先は新幹線的流線形。0.5mm。

 648円でかなり大人買いの気分である(^^;)

 調べてみるとこのシグノ307は「逆輸入的」商品のようで、2015年から北米、欧州で先行販売していたようだ。キャッチも「日本のものづくりを世界に伝えるボールペン」と大変勇ましい。
「速書きでもかすれない」のを売り物に世界中で大好評と言う。

 早速「シグノ307(0.7mm)」を使ってみる。
 おー、スムーズ、滑らか。シュルシュル書けるのがステキである。感じたことのないフィーリングだ。
 筆圧に関係なくどんどん書けるぞ。しかし私にはやや太いかしらね・・・。

 次に「シグノ307(0.5mm)」を使用。これイイっすね。私の感性にベストフィットである。これビジネスユースでメモや速記に最適と見た。スラスラドンドン書ける印象です。ストレスフリーですね。

 更に、新商品の「ユニボールエア(0.5mm)」を使ってみる。
 この商品は、「空気のような軽い書き味」をキャッチフレーズに、先進のペン先を導入してるそうな。
 何と筆圧に応じインク量が変わる新開発チップをペン先に搭載してるんだって。
 確かに言われてみれば非常に軽いフィーリングである。

 で、それぞれ書いてみたのがこれ。
 私の字は、本来人様に見せられるような代物ではないのだが、記事だから仕方がない。何卒ご容赦くださいませ<m(__)m>

 全然スムーズな字ではないが(=_=)書き味はいずれもスムーズそのもの。
 この一番下のユニボールエアですが、よく見ると濃淡が出てます。

 字の下などが濃いですよね。これが筆圧インクコントロール的な機能なんですね。
 なるほどねぇ。すごいもんですなぁ。

 でも、結局私が一番気に入ったのは「シグノ307(0.5mm)」でした。
 急ぎのメモや速記にホントに最適っす。

 いやー、世界最先端技術を駆使したボールペン業界の戦いもすごいものあると実感した。
 今回取り上げたのは三菱鉛筆さんのシリーズだったが、他社もどんどん新商品開発してるみたいだ。
 またウォッチしてご紹介したいと思う今日この頃でござる。
 勉強になり申した<m(__)m>


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2017年1月25日水曜日

サラリーマンの節約術2.家計費の中でポイントが貯まるのは何?~現状をチェックしてみよう!~

2 家計費の中でポイントが貯まるものは何?

~現状をチェックしてみよう!~

   総務省の「家計調査報告2014年度平均速報」をベースに考えてみましょう。※出典:総務省家計調査報告2014年度平均速報
 このデータによれば、2人以上の勤労者世帯の全国平均の消費支出は、月額318.8千円です。
 内訳は以下の通りです。
 

 さて、それでは全てポイントが貯められると思われる項目を、貯められる方が多いと思われる項目を、分からない項目を、貯められないと思われる項目を×として分類してみましょう。

を100%、を70%、を50%、×を0として仮に集計してみます。


※本計算は概要を論拠に基づき試算したものであり、正確な数値ではありません。

 ポイントを貯めることが可能と思われる消費支出は月々252.500円となります
 何と80%の項目はポイントが貯まるということなんです。
 でも、これらの項目は本当に簡単にポイントが貯まるのでしょうか。
 上の表をご覧ください。
 光熱・水道、交通・通信、食料などはクレカ払いや電子マネーで支払うことで確実に貯まりますよね。これだけでも約50%を占めているんです!

 共通ポイント、電子マネーポイント、クレカポイントのうち、最もウェイトが高く貯まり易いのはクレカポイントです。クレカポイントをしっかり貯めることが出来ればきっと大丈夫ですね。

でも、一番金額が多い「食品」にしても、コンビニやスーパーなどでクレカで払っている人はあまり見かけませんね。
 どうしてみんなクレカ払いをしていないのでしょう?

🔦ポイントのポイント2:家計で支出している金額の80%くらいはポイントが貯まるかも?!ともかくクレカで払えるものはすべてクレカ払いへ!


次号に続く(毎週水曜日配信)


※本コンテンツ全編はこちらに収録されています。
「サラリーマンの節約術~習慣を変えるだけで数百万トクをするポイントの話~」





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2017年1月24日火曜日

「早食いの理由」私の早食いの理由が遂に判明!その驚愕の真実とは( ゚Д゚)/日々雑感その3

 
~私の早食いの理由が遂に判明!その驚愕の真実とは( ゚Д゚)~

 私は早食いだ。子供の頃はそんなこと意識していなかったが、郷里の福島から離れ東京の大学に行ってから、(どうも俺は他の人より食べるのが早いのでは?)と思うようになった。それは指摘されることが多かったからである。

「福田くん、食べるの早いね」とか「あれ?!もう食べちゃったの?」とか、友人に驚かれるのだ。こっちがびっくりである。何せ私が普通に食事してるだけで人が驚くのだ。それで初めて自分が早食いのグループに属していることに気づいたのだ。
 そしてその友人たちは別にイヤな感じで言ってるようでもない。笑いながら(^-^)言うのである。少し褒められてるような感じもする。憧れられてるようにも思えないこともない(完全な勘違い)(=_=)
 ふーむ、と思う。俺ってイケてるかしら(悲しいくらいの勘違い)(*_*;

 さて、そんな指摘をされた際の私の答えはこうだ。
「うち4人兄弟で生存競争激しかったから・・・」
 ふーんなるほど、と友人達は頷き納得するが、実はこの答えは嘘である。
 私は確かに兄、姉、弟がおり4人兄弟の3番目であり次男だ。それは事実だが、食事の時におかずを取り合ったというのは全くの虚偽である。
 私の家は、父はサラリーマンだったが祖母と母が下宿家を営んでいた。常時10人ほどの下宿人を抱え、その人たちの食事も含め、祖父、祖母、両親、叔父、兄弟4人と、全部合わせると何と20人くらいの食事を、毎日毎日祖母と母が作っていたのだ。超大家族だったのである。
 そんな家庭だったので母はものすごく多忙であり、みんなで食卓を囲むという習慣があまり無かった。それぞれが時間差で自分のお膳をもらって食事するようなパターンも多く、取り合いになるようなシチュエーションも生まれなかったのである。
 それによくよく考えてみると、兄弟で早食いは私だけのような気もする。兄、姉、弟は普通のスピードで食べているのに、私だけが早いようなのだ(-_-;)

 そもそも私がものすごい早食いかと言えばそうでもない。確かに私は若い頃に会社の友人達と自主開催した「スパゲティカルボナーラ早食い選手権」で、20人の参加者を圧倒し優勝した経験を有する。だから普通の人より早いことは早い。
 しかしその後本社に転勤して驚愕の体験をした。

 転勤した当日に、昼食を社員食堂で食べた。私の課のO課長と隣の課のN課長と3人だった。定食的なメニューだった。
 私は東京の本社に転勤して来たばかりで緊張していた。最初のイメージが悪くなると困るので早食いを封印せねば、と思った。
 食べ始めて三分の一ほどのところで、少しスピード調整をしようかと顔を上げびっくりし目を瞠った( ゚Д゚)
 O課長は何ともう食べ終わる寸前なのだ!混乱した(*_*;一体どうなってるんだ。私は人も驚く早食いだったはずなのに、私より一回りも年上のO課長はそれを遥かに上回るスピードで食べているのである。
 そしてN課長に目を移し、私は驚愕の余り思わず「うぉぁー!」と声を漏らした。何とお茶を飲みながら楊枝を使っているではないか( ゚Д゚)( ゚Д゚)( ゚Д゚)
 私はまだ半分も食べてはいないのである。私はそれまで「早食いの王者」「早食いスピードスター」と言われていた男だ。それをぶっちぎるこのスピードは異常である。噛んでいたら間に合うはずがない。おそらく噛まずに飲んでいるのであろう。ご飯もおかずも丸呑みだ。蛇と同じだな・・・。
 すると目を丸くしている私にN課長が笑ってこう言ったのである。
「福田くんはゆっくり食べなさい。私は早食いだからね」
(く、くそう・・・)と思った。敵に情けをかけられた心境であった(-_-;)
 東京は恐ろしい、本社はやっぱりすごい人が多い、と思ったが、結局この二人だけが異常だったことが後に判明するのであった・・・(^^;)

 しかし今や昔。現代においては早食いは悪であるらしい。昔はあんなに憧れの的(相当な勘違い)だったのに、何という悲しき変遷であろうか。
 昔の軍隊では「早飯早〇〇(食事中の人のために伏字)芸のうち」と言われていたらしい。そりゃ戦闘態勢にあるような時にゆっくりのんびりしてられるはずはないから、何でもテキパキ片付ける人が評価されたであろうことは想像に難くない。
 戦後世代ではその名残が残っていて、早食いは「男らしい」「力強い」「カッコイイ」といったイメージがあったのかも知れない。
 しかし今や早食いの人はダメなヤツという烙印を押されているのである。
「意地汚い」「がっつく」「品がない」というような人柄のイメージに合わせ、「健康に悪い」「病気になりやすい」「早死にする」まで言われているのである。
 結局早食いの人は「自己管理の出来ない意志の弱い人」というようなイメージがじわじわ浸透しているのではなかろうか。
 ひどい話である。昔はあれほど人気の中心にいた早食いグループは、今や他人の目を気にしてわざとゆっくり食べたり、人の噛む回数を見ながら自分の回数を調整したりせざるを得ないのだ。こんな理不尽なことが許されていいのか!私は心からの怒りを禁じえない。責任者出て来―い!と言いたい。雪の降りしきる真冬の海岸に立ち、「バカヤロー!」と絶叫したい心境でもある。

 何故早食いが悪いかと言うと、一つは太りやすいということらしい。急いで食べると満腹感を感じるのが遅れるのでついつい食べ過ぎる傾向にあるそうだ。
 次が内臓への負担が大きい点だ。胃や腸に噛まない大きい状態のまま食物が入って行くと、消化器に負担がかかり体調不良につながる懸念があるのだ。膵臓への負担も問題だ、という説もある。口臭、歯槽膿漏、歯周病、虫歯も誘発し、更には老化を早め癌のリスクも増加する、などという記事さえ散見されるのである。
 ともかくどんな文献を訪ねても、「早食い健康法」みたいな擁護派の意見は一切見当たらないのである。
 喫煙でさえ「健康に良い!」と声を高らかに宣言している人達がいるのに、早食いは孤立無援、四面楚歌、絶体絶命なのだ(-_-;)
 もはや早食い派は断崖絶壁に追い詰められ、どうだどうだ!改心せねば飛び降りろ!と弾劾されている状況なのである。
 白旗を上げ、そーかいそーかい、わかったよ、じゃあどうすりゃいいんだい?と訊いたらこういう答えだ。
「一口ごとに30回噛め」
「小さいスプーンで食事しろ」
「利き手と反対の手で食べろ」
 な、何ぃぃぃぃ?!と思わず怒鳴り声を上げるオヤジは私だけではないだろう。
 そんなことしてられっか!と席を蹴って出て行く人もいるだろう。
あのさぁ、悪いのは分かったけどさぁ、今更こんな歳になってそんなことやってらんないよね(-"-)
 特に私は、この問題の根本である「30回噛む」というのがどうしても生理的に抵抗があり出来ないのである。

 私は何故か子供の頃からずっとおかゆが苦手だった。雑炊やリゾットもダメだったが、大人になり何とかやや克服した。口の中で食物がぐちゃぐちゃになるのが何となくイヤで、早く呑み込みたくなるのである。実はこれは長年の謎であった。どうしておかゆが苦手になったのか・・・(-_-;)

 つい先日姉と話していたらこの話題となった。私がおかゆが苦手と言うと姉が笑い出した。
「母さんがひろ(私)は手がかからなかった、って言ってたでしょ?」
 それはずっと聞いていた。母は常々「ひろは小さい頃手がかからなくて本当に良い子で助かった」と言ってくれていて、私はそれを誇らしく感じていたのだった。「胃が丈夫だった」とも言ってたなぁ・・・。
 姉はニヤニヤしながらこう続けた。
「母乳の後はだいたい離乳食だよね。昔は今みたいな売ってるのが無かったからおかゆにしてたんだよ」
 そりゃそうだろう。昭和30年前半だもんな。
「でもお前はいきなりご飯だったんだって」
 えぇぇぇぇぇー?!いきなり固い普通のご飯ですか?!乳即飯ってことぉ?!

 あぁぁぁぁぁぁ・・・。私はすべてを理解した。
 私がおかゆが苦手で、食事の際にあまりたくさん噛むことが出来ないのは、きっと離乳食を食べていなかったせいなんだ。兄弟の中で私だけ早食いなのもきっとそのせいだな。長男、長女、末っ子はそれなりに手をかけられるものである。次男の私だけが乳即飯だったのだろう。
 61歳にして気づくこの衝撃の事実。三つ子の魂百までと言うが、まさかこんなところに現出するとは。
 ならば今更どうすることも出来ないな・・・(-_-;) 

 母はとても忙しかったのだ。ならば仕方ないではないか。離乳食を食べなかったくらい何だ!ノープロブレムである。
 優しく頑張り屋だった私の最愛の母の仕事を少しでも減らせたならそれで良いではないか。
 母さん、心配しなくて良いよ。早食いでも健康でいるからね。
 早食いのみなさーん!世論に負けずに頑張りましょう!
 そして長生きして、早食い否定派を見返してやりましょう\(^o^)


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2017年1月23日月曜日

「サウナ」ストレスなんて吹っ飛ばせ!スーパービジネスエッセイ/錯乱のエピソード編その6

<作画:みやかね にわとり>

~サウナはおやじのオアシスだ!~

 私はサウナ好きである。おやじにはサウナ好きが多い。

 全国様々な土地に転勤したが行く先々で行きつけのサウナがあった。銭湯に併設されている安価なところによく行っていたのだが、行くといつもいるおやじがいた。
 いつもいるなぁ、よく来てるなぁーと感心したものだが、多分向こうもそう思っていたのだろう(^^;)
 サウナは健康に良い。新陳代謝を高め血流を良くする。老廃物を汗と共に排出しお肌もツルツルになる。良いことずくめである。
 しかしサウナは暑い。あまりに暑いので早く出たいと思う。しかしそれでは意味がないので何とか我慢する。

 誰か先に入っているような場合は、こいつが出るまでは何とか我慢しようなどと考える。こいつが出るまで我慢できれば俺の勝ち、などと勝手に勝負する気持ちになったりすることもある。
 ところがそういう時に限って相手(こちらが勝手に思っているだけだが)がなかなか出て行かないのである(-"-)

 暑い、ともかく暑い・・・。もう出たくて出たくて仕方ないのだが、男が一度勝負を賭けたら負ける訳には行かないのだ。必死の思いで我慢するが、それでも相手もしぶとく食らいついて来る(こちらが勝手に思っているだけだが)。
 あまりの苦しさに、(こいつ、もしかしたら俺に喧嘩売っとるんかい?!)などと思い横目で睨み付けてみたりする。
 そしてようやく相手がサウナ室から出て行くと心底ほっとする。よっしゃー!勝ったぁぁぁ!と心の中でガッツポーズをキメながらも、あたふたと後を追うように出て行くのであった(^^;)

 それにしてもサウナは100度もあるというが、何故火傷しないのか不思議である。風呂の温度は40度前後だし、100度のお湯をかけられたら大火傷間違いなしなのだ。
 一度会社の飲み会で論争があり、あれは摂氏ではなく華氏での表示なのだ、という結論に落ち着いたことがあった。
 ものを知らないおやじの集りで恥ずかしい限り(^^;)であるが、よく考えたら今時華氏なんて使うはずないし、華氏100度を調べたら摂氏37.8度であった。そんな体温並みのサウナがあるはずがない。

 火傷しないのは水と空気の熱伝導率の違いらしい。空気は分子が微小なため身体への影響が小さく、また掻いた汗が蒸発し身体の周囲に冷たい空気の層を作るため暑く感じないのだそうである。
 そんな基礎的な知識もないまま長年サウナ通いを続けていた私であったが、サウナでは忘れられない出会いもあった。

 課長時代に高田馬場のサウナによく行っていた時期があった。ある時サウナ室に入って行くと奥の方にものすごく体格の良い人が座っていた。何だか見たことがあるような感じの人である。ちょっと薄暗いサウナ室の中で目を凝らして見てみると、プロレスラーのラッシャー木村さんであった。おー、ラッシャーさんだ!と驚喜した。私は実は無類のプロレス好きだったのだ。そして国際プロレス時代からのラッシャーさんのファンでもあった。当時は国際プロレスが崩壊し、ラッシャーさんも新日本から全日本に移ったあたりだったと記憶している。
 サウナ室では勿論素っ裸である。そんな状態で失礼だとは思ったが、憧れの人に出会った私はとても舞い上がってしまい、失礼を顧みず話しかけてみた。
「ラッシャーさん、私大ファンなんです。頑張ってください!」
 すると、ラッシャーさんはにっこり笑ってこう言ったのだ。
「ありがとうございます。ところで何か良い仕事ないですかぁ?」
 爆笑した。一流の人はギャグもキレるのである。見も知らない裸の若造から突然話しかけられてもきちんとネタを振ってくれるサービス精神は本当に立派であった。
 2010年68歳で亡くなられたが、人望のある誠実で素晴らしい人であったそうである・・・。

 また、逆にちょっとややこしいこともあった。
 やはり課長時代なのだが、水道橋のちょっと高級なサウナにも時々行っていた。
 それは、ちょうど巨人の槇原投手が完全試合をした夜であった。

 数十人も入れるそのサウナ室だった。私はいつものように重い引き戸を開けた。その瞬間に足がすくんだ(*_*;
 中にいた十数人の人が全員刺青をしていたのである。一人残らず全員である。
 当時は銭湯やサウナにそういう人はつきもので別に珍しくもなかったが、普通は刺青の人の方が圧倒的に少ないものである。 会合の帰りだったのかどうかは知らないが、大人数で全員裸で刺青という光景は異様であった。
 一瞬入るのを躊躇したが、開けてしまったものは仕方ない。私は目を伏せながらそーっとサウナ室に入り、端っこの方に身を縮めて座ったのである。
 とても居心地の悪い時間が流れた。私だけが違う、ということにこんなにストレスを感じるとは思わなかった。あー、俺もせめてタトゥーでも入ってればなぁ、などとつい考えてしまうのであった。
 勿論サウナを出て我に帰ればそんな感情は跡形もなく霧散するのだが・・・(^^;)
 
 しかし、サウナは私のストレス解消の癒しのスポットであり、心のオアシスだった。
 そうだ!サウナはいつの時代もおやじのオアシスなのである。




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2017年1月20日金曜日

「激ヤセの理由」ストレスなんて吹っ飛ばせ!スーパービジネスエッセイ/錯乱のエピソード編その5

                   <作画:みやかね にわとり>

~激ヤセの後輩に人生の真実を見た!~

 先日、昔勤務していたS支社の集まりがあって久しぶりに出席した。会場の入り口にさしかかった時に、中から小柄なおやじが出て来て、やー、久しぶりですねぇ、と笑った。
 まったく誰だか分からなかったが、そこは鍛えぬいた営業マンの対応技術で、いやー、ホントですねぇ、と言ってみたものの、トイレに行くらしいその人の後ろ姿を見送りながら(あれはいったい誰だ?!)と考え込んでしてしまった(*_*;

 会場に入り別な後輩に、今トイレ行ったのは誰だと訊いてみた。するとT君だと言うではないか。
 えぇぇぇぇぇ?!( ゚Д゚)私は驚愕した。私がすれ違ったのは明らかにT君ではなかった。
 T君は身長160cm体重85kgのデブであったはずなのだ。身体も顔もパンパンで、いつもニコニコ笑っている明るく好感の持てるデブだった。しかしさっきのおやじはどちらかと言えば痩せていたのだ。それに落ち着いて物静かな感じだった。いくら20年以上会っていないとは言え、人間はそこまで変われるのだろうか。
 T君は私が入社4年目でS支社にいた時の新入社員であった。明るく温厚で人柄が良く愛されキャラであったが、ともかく太っていた。めちゃくちゃよく食べるのである。
 昼食は当然すべて大盛りだったし、夜飲みに行けば締めのラーメンは欠かさなかった。

 休日に会社のゴルフコンペに行った時の話だが、当時はバブルの頃でゴルフ場を予約するのも大変で、近場のゴルフ場は取れず高崎のゴルフ場によく行っていた。
 マイカーで何人かで乗り合わせゴルフ場に向かうのだが、遠いので朝出るのは当然すごく早くなる。家を出るのは早朝4時とかである。
 あまりに早く家を出て朝飯も食べていないので、途中の高速のサービスエリアで立ち食いそばでも食べようかという話になり、駐車場に停めて乗り合わせた4人で店に向かった。
 私を始め3人は月見そばとかきつねそばを注文した。ところが何とT君はカツカレー大盛りを注文するではないか。夜なら分かる。夜なら何も言いはしない。しかしまだ夜も明けきらない朝の5時なのである。私は唖然とした( ゚Д゚)
 T君はそんな私の気持ちを知るはずもなく、ニコニコと嬉しそうにカツカレー大盛りをたいらげたのであった。

 また、当時は麻雀が流行っていた。仕事が終わってから支社のメンバーで卓を囲むことも多かった。

 ある時T君も一緒に雀荘に行き、席に着く前に全員上着を脱いでハンガーにかけたのだが、並んでかけられた4つのスーツを見て、私はんんん?!と首を捻った(◎_◎;)
 1つのスーツの形状がおかしいのである。普通スーツというものの丈の長さは、前も後ろも同じくらいになるものだ。ところが1着だけ前の丈が異様に長いのだ。しかも後ろに行くにつれ短くなるように傾斜が付けてあるのだ。
 これは・・・一体・・・なんだ・・・???
 
 しかしこの形は見たことがあった。結婚式などで新郎のお父さんなどが着ている燕尾服である。
 いや、違う。燕尾服は後ろが長いんだった。前が異常に長いからこれは逆燕尾服だ。しかしそもそも逆燕尾服って何だ?燕尾服は結婚式で着るから、これは葬式で着るヤツなのか。もしかして私が知らないだけなのか。
 きっとそうだ。誰か葬式の帰りなんだ。
 そこで私は平静を装いつつみんなに訊いてみた。
「ねぇ、このスーツ誰の?」
するとT君が、
「あ、私のですけど何か?」と言うではないか。
「今日葬式だった?」
「葬式って何ですか?」
「だって逆燕尾服でしょ、これ」
「逆燕尾服って何ですか?」
 会話はまったく噛み合わない(-_-;)

「だってさ、前が凄い長いでしょ。これ逆燕尾服じゃないの?」
「あー、それはオーダーで作ったので前のボタンを嵌めた時に前がまっすぐになるようにしたらそうなったんです。ところで逆燕尾服って何ですか?」
 な、なんと。逆燕尾服じゃなかったんだ。普通のスーツだったんだ。

 T君の話によれば、お腹が凄く出ているT君はつるしのスーツでは入るサイズがないので、家の近所の洋服屋さんで作ってもらっているらしい。前に作ったスーツが股ズレで一週間くらいで内腿の辺りが擦り切れてしまい困り果てて相談したところ、洋服屋のおやじさんが気合入れまくりで作ったのがこの逆燕尾服型スーツであったのだ。しかも素材は化繊100%でゴワゴワであった。更に股ズレ対策で内腿部分は2重になっていたのだそうだ。
 
 T君用に洋服屋のおやじさんが創業30年の(創業何年かは本当は知らないが)プライドを賭け製作したのが、この最終兵器「天然素材ゼロスーツT君専用逆燕尾服バージョン」であったのだ。
 その日の麻雀では、他のメンバーからひたすら洋服屋のおやじさんへの賛辞が続いたは当然の理であった。

 話は戻るがそのT君が何と劇的に痩せた姿で登場したのだから、私の驚きもご理解いただけるのではないかと思う。
 そこで戻って来たT君に訊いてみた。どうしたんだ、その姿は?病気か?大丈夫か?
 彼はにっこり笑ってこう言った。「炭水化物ダイエットで25kgくらい痩せました」
 おー、何とあの有名な炭水化物ダイエットかぁ!凄いぞ!炭水化物ダイエット!私はその威力を目の当たりにし驚愕したのであった。

「夜に炭水化物を食べないだけです。簡単ですよ」
 にこにこ笑うT君を見ながら、私は何だか少し納得できない自分がいるのを感じていた。
 目の前にいる温厚なやや痩せたおっさんより、夜明け前にカツカレーを貪り食う以前のT君の方がよっぽど人間らしく魅力的でカッコ良かったからである。
 しかしそんなことはまったく大きなお世話か・・・。

 私は少しの切なさを振り切るように、ワインをグビグビっと飲み干したのだった。


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