サラリーマンの節約術~習慣を変えるだけで数百万トクをするポイントの話~「1.はじめに」/節約術その1


~ポイントをしっかり貯めて豊かな暮らしを!~


1.はじめに

 皆さんはポイントってご存知ですよね。
 共通ポイントと言われているTポイント、Pontaポイントなどが有名です

 TポイントはTSUTAYAは勿論、ファミリーマートやドトールなど様々な店舗でも貯まるし使えます。
 Pontaポイントはローソン、ゲオなどで同様に使えます。
 セブンイレブンはどうでしたっけ?nanacoですよね。
 でもnanacoは共通ポイントではなく電子マネーなんです。イオンのWAONも電子マネーです。これらの電子マネーを使っても勿論ポイントが貯まります。

 電子マネーと言えばSuicaやPASMOもありますね。これら交通系の電子マネーのポイントは単独では貯まりません。でも、クレジットカードに搭載されているSuicaやPASMOではポイントが貯まるものもあるんです。

 共通ポイントのTポイント、Pontaポイントなどや、電子マネーのnanacoやWAONなどのポイントとは別に、クレジットカード(以下クレカ)で決済するとポイントが付きます。しかも、Tポイントなどの共通ポイントとは別に付きますので、「ポイントの2重取り」が出来たりするんです。

 つまり、「ポイント」は大別すると3種類。
 共通ポイント、電子マネーポイント、クレカポイント。
 これらは相互に関与し合ってはいますがそれぞれが別々の制度、ということです。

 あー、でももう何だかすごくめんどくさいからどうでもいいや!どうせそんなに貯まらないんだし勝手にしろ!!という気持ちになりますよね。


 でも、ちょっと待ってください。これから申し上げることをイメージしてみてください。
「もしもこれらのポイントだけでトータルで数百万もの金額が節約できる、貯まると知っていたらどうでしょう
 それなら少しくらいめんどくさくてもやってみようか、という気になるのではないでしょうか。

 ポイントの世界は競争原理から生まれています。囲い込みであり差別化です。自分のところは他と違って有利ですよ、こんな特典があるからまた来てくださいね、また使ってくださいね、という具体的販売手法の一つです。
 それだけに各社が様々なサービスをどんどん開発し、ポイントの世界は加熱して行っています。その結果が、このように様々に入り組んだポイントの迷宮を作り出したのです。

 でも、逆に言えばその世界をしっかり理解して上手く利用すれば、他の人に差をつけて大きなメリットを獲得することが可能だということになります。

 ポイントをトータルで幾ら貯めることが出来るかは、結局はやり方次第です。100万円かも知れませんし、500万円かも知れません。
 しかし、そんなに無理をせず基本的なチェックポイントだけを押さえて日常生活をして行くだけでも、トータルでは200万円以上は楽に貯まるのだと思います。
 それも、貯めることを意識するのではなく、生活習慣を変えるだけで良いんです。
 それでは、どのように生活習慣を変えればいいのでしょう?

「現金を極力使わない!」
「共通ポイントカードは必ず提示する!」
たったこの二つだけなんです!


 それでは、この二つだけを意識した上で、どうしたらポイントを効率良く貯めることが出来るのかを考えて行きたいと思います。


🔦ポイントのポイント1:貯める意識ではなく「現金を極力使わない」と決めることが大事。100円のものでもクレカで支払う習慣を!

次号に続く(毎週水曜日配信)


※本コンテンツ全編はこちらに収録されています。
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