中華そば青葉って一番行きやすいミシュランですかね?!中華そば青葉中野本店:中野/サラリーマンラーメンガイド



もしかして、青葉って一番行きやすいミシュランですかねΣ(゚Д゚)


 ミシュランってすごい敷居が高いですよね。
 でも、ビブグルマンなど、気軽に行ける店もあるんです。
 その中でも「青葉」って一番行きやすいかも。
 そのへんをまとめてみました(^.^)



(^.^)本日の記事の目次


👉ミシュラン店って結構大変な店ですよね


👉最も行きやすいミシュランビブグルマン店はどこ?!


👉中野本店に行ってみました!


👉遂に食べてみました!


👉具材を評価してみました!


👉まとめ:中華そば青葉 中野本店の総合評価は?






👉ミシュラン店って結構大変な店ですよね



 例えばあなたが、穏やかな昼下がりに奥様にこう言ってみたとする。

「おー、母ちゃん、たまにはミシュランでも行ってみっかい?」

 すると奥様はこう答えるかも知れない。

「なんだい父ちゃん、オートバックスかい?!」

 そうなのだ。
 奥様は、まさかあのグルメの王者ミシュラン店に、あなたが誘ってくれているとは思いもかけないのである。
 タイヤを買いに行くのかと誤解したりするのであった(-_-;)

 それほどミシュラン店は権威があり敷居が高いのだ。

 しかし、ミシュランには星☆のつく正式な店の他に、ビブグルマン店というのがある。こちらは気軽に行けるのだ。

 5,000円以下くらいで行ける美味しい店をリストアップしてくれているのでとても安心である。

 ところが別なハードルもある。
 それは大行列だ(◎_◎;)






👉最も行きやすいミシュランビブグルマン店はどこ?!



 確実なデータはないが、おそらく「中華そば青葉」ではないかと考えられる。

 まず価格だが、基本の中華そばは730円(中野本店の価格)である。

「な、ななひゃくさんじゅうえんでミシュランかいぃ?!」
 と奥様は目を丸くするであろう(◎_◎;)

 東京ではラーメン店でミシュランの星を持っているのは2店、巣鴨のJapanese Soba Noodles蔦と、大塚の鳴龍だけである。
 この2店は勿論大変な行列だ。

 何せ、外国人観光客までスマホのナビで店を廻る時代である。
 蔦などは早朝から整理券を配ってるらしいもんなぁ・・・。

 東京のビブグルマンラーメン店は27店。
 勿論こちらもみんな大行列である。

 ところが、当店「中華そば青葉」は何と多店舗展開しているのである。

 確かにビブグルマンは中野の本店だけだ。
 しかし基本的には味は変わらないはずである。
 東京11店舗、千葉、埼玉、神奈川、茨城に8店舗で合計19店舗あるのだ。

 価格と行列、この二つのハードルを考え合わせれば、当店が最も行きやすいミシュランビブグルマン店と断定しても良いのではないかと思うのである。




👉中野本店に行ってみました!




 私はJR中野駅にいた。
 久しぶりである。

 学生時代は阿佐ヶ谷に住んでいて、その頃はよく来たものだ。
 もう40年も前か・・・。
 その後はそんなに来たことないなぁ・・・💦

 しかし、20年くらい前に青葉の評判を聞きつけ一度だけ食べに来たことがあったのを思い出す。

 当店は1996年創業だそうである。
 私の微かな記憶では、確か立ち食いのようなとても狭いスペースであったのだ。
 しかし、その味は鮮烈に覚えている。
 軽いカルチャーショックのような記憶だ。

 どうしてこんな味が出せるのか!と心底驚いたのだ。
 それが元祖Wスープだったとは、ネット環境も乏しい当時は、知る由もなかったのである。

 そんな思い出を辿りつつ徒歩4分、遂に「中華そば青葉 中野本店」にやって来たのである。





《関連情報》

「麺や七彩八丁堀店」実食レポート!こちらもミシュランビブグルマン。何と粉からその場で麺を打つ( ゚Д゚)驚愕の喜多方ラーメン!





👉遂に食べてみました!




 券売機で迷わず「特製中華そば900円」を発注する。
 しかし、右のボタンに目が留まる!
 領収書(◎_◎;)
 初めて見たような・・・。そうでもないのかなぁ、他にもあるのかな・・・(-_-)

 水曜日の14時半。店は八分の入りである。

 職人さんのきびきびした所作を見ながら待つこと5分、遂に着丼だ!

 おー、そうそう、このスープの色だよね(^.^)

 Wスープというのは、動物系と魚介系のスープを別々に取って、それを提供する際に、小鍋で合わせるという手法である。

 それまでは一つの寸胴鍋で作っていたスープを、二つに分けるというのは、正に画期的だったのだ。

 茶色いスープを口に含めば、豚骨の深みと魚介の旨みがマッチして美味なのだ。
 そして驚くべきは味がスッキリしていることである。
 絶妙のバランスと驚嘆せざるを得ないのである(◎_◎;)







👉具材を評価してみる!

  
 麺は中太の自家製麺。


 
 もちっとしていて美味しい!
 弾力と噛みごたえがあり、好きなタイプだ。
 スープにベストマッチと言えるだろう。

 メンマは実に丁寧な仕事。

  柔らかい食感だが美味しい。

 そしてこの美しいチャーシューはどうだ!


 
 見た目よりかなりホロっとしているが、赤身と脂身のバランスが絶妙でステキである。

 煮卵も深みのある味わい。



 そしてこの、なると。



 最近は「なると」を入れる店少ないから懐かしいですね。
 やっぱり歴史とプライドを感じるのである。

 でもなんと言ってもこのスープ!




 どんどん飲んで、最後はお決まりの丼ごと(^^;
 こーなりました(^^)/





👉まとめ:中華そば青葉 中野本店の総合評価は?

 素晴らしいっす!

 全体のバランスが考えつくされており、それを受け継ぐ職人さんのプライドも感じられる一杯であった。

 東京のラーメン店で、歴史も含め訪問すべきは、春木屋さんとこちら青葉さんであろうと改めて思わされたのである。

 また、醤油ラーメンの歴史の中でも、「春木屋」の魚介系、元祖横浜家系「吉村家」の豚骨と魚介、そして当店「青葉」のWスープの開発は、3大革命的な素晴らしいエポックであると言っていいだろう。

 その歴史に加え、ビブグルマン店の評価を得ている当店は、その訪問ハードルの低さ(多店舗展開)も考え合わせれば、正に訪問すべき店No.1と言っても過言ではないと思うのである(^O^)/

住所:中野区中野5-58-1なかのまるひる1F
経路:JR中野駅徒歩4分
営業時間:10:30~21:00
定休日:なし
席数:13