今月の一杯(カレーうどん)「こんぴら茶屋/目黒」/飲食店その2

~ご飯が「私を入れてぇ!」と呼ぶ魔性のメニュー!~

 さて、今日は何を食べようかと考えているうちに、ふっと頭に浮かんだのが「カレーうどん」であった。何故か突然無性に食べたくなったりすることがあるのだ。
 カレー自体はそうでもないのだが、カレー南蛮そばやカレーうどんは時折身体が渇望することがあるみたいだなぁ(^^;)
 私は決然と立ち上がった。「今日は絶対カレーうどんを食いに行く!」そして小走りに目黒のこんぴら茶屋へと向かったのであった。東京で王道のカレーうどんと言えば、よく名前が出るのがこの店なのである。


 JR目黒駅に着いたのが11時半やや速足で店に向かう。気が急く。カレーうどんが私を呼ぶのである(^^;)改札からは2分程度か。店構えは町場のお蕎麦屋さん的なシックなイメージ。客は8割くらいか。

 メニューを拝見すると「牛かれーうどん」1,100円がイチ押しである。各種トッピングもあったので、チーズトッピング1,200円で発注した。
 辛さは中辛と辛口が選択できたため、中辛とさせていただいた。
他のメニューはまずまずの値段なのに、この「牛かれーうどんシリーズ」はやや高めの値段設定である。
 おねえさんから頂戴した紙エプロンを装着して待つこと8分。
待望の「チーズ入り牛かれーうどん」の到着である\(^o^)/

 おー、濃い目の色のカレースープに蒲鉾と分葱がパラパラと。そして何故かコーンが存在感を強く主張している。

 うどんを箸ですくい上げようとすると、結構粘度が高くうどんが重いのである(*_*)

 口にすればコシの強い中太の手打ちうどんにカレーがねっとりと絡んですごく美味い(^-^)
 おおおおおー、と思わず声が出る。辛みに奥行きが感じられる。味が深いのだ。
 蕎麦屋のカレー南蛮の汁とは一線を画す、カレーうどんの為に考え尽された濃厚な中にも切れ味のあるスープと言える。
 また、ヴィジュアル的にやや違和感のあったコーンが絶妙の箸休めになっているのだ。麺のボリュームも十分であり満足感が高い。
 どんどん食べ進み満腹となった。
 ところがである。麺と具を食べ尽した結果、私の目の前にはこのような光景が現出したのだ(@_@)
 
 カレースープがこんなに残ってしまっているのである(/ω\)
 選択肢は幾つかある。
 1.このままカレースープを残し、常連風に小粋な感じで「お勘定!」と席を立つ。
 2.身体が欲するだけ、レンゲでカレースープを飲む。
 3.どんぶりを抱えぐびぐびぐびとカレースープをすべて飲み干す。
 4.ライスを追加発注してカレースープに投入する。

 私は腹が一杯である。本品のボリュームが結構なものであることに加え、加齢によりそんなに若者みたいに食えないのである。
 ライスの投入にはかなり躊躇する腹具合なのだ。
 うむむむむむむ、と唸る
 しかし、この丼ぶりのヴィジュアルが私を誘うのである。

 「ねぇ、ホントにご飯はいらないのかい?」

 腹は一杯でもそう言われれば(実際に言われてるわけではないが)激しく心が動く。
 「ねぇってばぁ、何とか私にご飯を入れてもらえないもんですかねぇ」
 ん~~~~~~。どうすりゃいいのか(/ω\)
 「こんなに頼んでもダメですかねぇ」
 いや、絶対ダメと言うわけじゃないけどね・・・。
 更に左の壁にはこのような張り紙も(*_*;



 わかったよ。あたしに負けだ。何とかしよう。。。
 私は心を決めて「ライスの小をお願いします!」と発注したのであった。
 小にしたのはせめてもの抵抗の証である。
 で、ライスが来た。
 こうやって・・・。

 こうなったのである。

 これは正にカレーリゾットそのもの(@_@)
 う、美味い。思わずため息が出る。
 美味過ぎてレンゲが止まらない。
 そもそもカレーリゾットを食わせるべくしてこのスープを作ってるんじゃないんかい?!と言いたくなるような完成された美味さである。
 で、結局こうなった・・・。




 うー、満腹満腹。
 しかし確かに、一粒で二度美味しいとはこのことだな。
 参りました((+_+))
 降参です<m(__)m>

住所:品川区上大崎3-3-1 坂上ビル 1F
営業時間:平日  11:00~翌1:00
     土日祝:11:00~23:30
休日:無休(年末年始除く)
経路:JR、地下鉄目黒駅徒歩2分
席数:20席


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