「雛祭り」ひなカレー?!(゚Д゚)新しい食文化の創出を提案してみる!/日々雑感その10

~ひなカレー?!(゚Д゚)雛祭りの新しい食文化の創出を提案してみる!~

 こないだ節分だったけど、あるアンケートを見たら豆まきしたのは35%くらいだった(-_-;)
 昔はさぁ、ほぼ全部の家で夕方から「鬼は~外ぉ!福は~内ぃ!」という声が近所に響き渡ってたけど、時代は変わったということなんだね・・・。
 昔の豆まきは節分升に豆をいっぱいに入れて、一家の主が相撲の水戸泉(古い(^^;))の塩まきみたいにバァーン!と豪快に撒いたものである。子供たちは、わーっと走って拾い回った。そしてそれをそのまま平気で食べていたのだ。
 今ならお母さんたちが「そんな不衛生な!」「落ちたもの食べるなんて、と、とんでもない!」と怒りに震えるのだろう。
 それが原因かどうかは知らないが殻付き落花生を撒く地域も結構あるんだね。そちらの地域は豆まき率が高いのではあるまいか。衛生的だもんね。
 まぁしかし、あの粗雑で豪快な豆まきをみんなが楽しみにしていた時代もあったことを忘れちゃいけないとも思うなぁ・・・(遠い目)。

 さて、別なアンケートによれば、豆まき率を逆転して節分行事のトップに君臨したのは、何と恵方巻摂取率だったと言う。これは驚愕の事実( ゚Д゚)と言えよう。
 恵方巻は大阪地方の一部にあった習慣であり、大変マイナーだったのだ。それを全国的に広め発展させ本家の豆まきをも凌駕する存在に押し上げたのはコンビニの力であろう。そこには、実施しやすい、家族で手軽に楽しめる、美味しい、などの各要素があったのだろうと思われる。
 そのうちいずれ「節分と言えば恵方巻だよね。え?!豆まきって何だっけ?!」なんていう時代が来ても不思議ではないのかも知れない。
 歴史と伝統ですら、新しい文化が超えて行くのである。

 ならば、次は「雛祭り」か(@_@)
 うーむ・・・
 雛祭りは女子のすこやかな成長を祈る伝統ある行事だ。雛人形を飾り桃の花を飾り、白酒を飲み、ちらし寿司を食べたりするのである。雛あられや菱餅も飾り、食したりもする。
 女の子がいる家庭で、子供が小さいうちは結構大がかりな行事である。雛段をドーン!と飾っていたりしたからだ。五段飾りとか三段飾りとか、結構豪華な感じの雛人形を飾るのが当たり前の時代があったが、今は場所を取るから段々減って来てるのかしらね。

 しかし「桃の節句」として誰でも知っているこの雛祭りだが、ちょっとエンターテインメント性に乏しいのではないかと私は思ってしまうのである(-_-;)
 節分に負けずとも劣らない知名度を誇っているのだから、恵方巻のように新しい食文化を取り入れ、誰でも楽しめるようなイベント性を導入すればもっと盛り上がるのではないだろうか!!
 バレンタインもホワイトデーもクリスマスも日本独自の食文化として発展して来ているのだ。ならば、雛祭りを、女の子がいない家庭でも、一人暮らしでも、何となく楽しい夕食のイベントとして盛り上げる方法はないのだろうかと、私はまたわけのわからないことを考えてみたりするのである。

 現在雛祭りでは、女の子のいる家庭でケーキやチラシ寿司を食べていることが想定される。小さくなくても女子のいる家庭では結構食べているのかも知れない。
 ここに雛祭りの大きなネックがある。対象がかなり限定されている点である。これをもっと恵方巻並みに拡大する方法はないのか。誰もが楽しめる雛祭りにしたいのだ。

 そこで着目したのがメインの料理ちらし寿司である。
 ちらし寿司も悪くはないが自分で作るにはやや面倒だし、好き嫌いもありそうだ。
 そしてこのちらし寿司自体にはあまり深い意味はなく、具材に健やかな成長への願いが込められていると言う。
 上のイラストの通り、海老、レンコン、豆などを雛祭り仕様ちらし寿司オールスターズとして具材に使っている。海老は長生き、レンコンは見通しがいい、豆は健康でまめに働ける、というような縁起の良い具材を使い子供の健康と成長を願っていると言うのだ。
 ならば、別にちらし寿司に拘ること無くね?!
( `ー´)ノと考えてみたのである。

 雛祭りを子供の健やかな成長を祈願する日と置いて、縁起の良い食材を使って祝い、子供たちも喜んで食べるもの、とするならば最適なのはカレーである。
 つまり「ひなカレー」だ。
 正月だっておせちも良いけどカレーもね、って感じで(西城秀樹古い(^^;))毎年何となくカレーを食べているし、雛祭りにカレーで何が悪いと思ってみたのだ。

 最初はひなカレーの具材として一瞬考えたのは「ひな鳥」である。
 ありえねー!!(/ω\)
 バカバカバカ、あたしのバカ!何が悲しくてこんな残酷なイメージのものにするのか(-_-;)私はすぐさまこのイメージをデリートしたのである。

 次に考えたのが、語呂合わせで、「ひ」はひき肉・・・
「な」はナス・・・
 で「ひなカレー」だった。
 ふっふっふ、これはなかなかステキな考えだねー。きっと美味しいだろうしね。

 しかしよく考えてみたらナスは夏の食材である(*_*;
 33日に強引に持って来ればすぐさま異論が噴出するであろう。
 なので熟考に次ぐ熟考を重ねた結果思いついたのが、さきほどの、雛祭りオールスターズの具材をフルに使った海老とレンコンと豆が入った「ひなカレー」なのだった。

 おー、自分ながらなかなか良い考えである。勿論誰も言ってくれないので言っているだけなのだが(^^;)、ちらし寿司に特段のいわれがないのなら是非皆様にもチャレンジいただきたい新しい食文化の創出プロジェクトなのであった。
 美味しいですよ(^o^)(多分)

 よろしくお願いしまーす\(^o^)

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